ホームページが消えてしまった!消えたホームページは元に戻せる可能性がある

ホームページが消えてしまった!消えたホームページは元に戻せる可能性がある 静岡県のホームページ制作・WEB制作

仕事柄、「ホームページが見えなくなってしまった」とか「ホームページのデータを紛失してしまった」という話を耳にすることがあるのですが、案外何とかなるものです。

実はホームページを復活させる手段はいくつかあります。

ここではいくつかの手段を紹介したいと思います。さらにおススメしたいホームページ保守管理や運営方法も合わせて紹介したいと思います。

※弊社がホームページの復活を行う場合には有料となります。

ホームページの原理をおさらい

ホームページに何かしらの問題が発生することは普通にあることです。

そのようなときのために、まずはホームページがどういった形で出来上がっているのかを知っておくことが大切でしょう。

少し前置きが長くなりますので、要点を読みたい方は「データが消える原因はいろいろ」や「ホームページ復活依頼」まで飛んでください。

ホームページというものは大きく分けてると以下の3つから構成されています。

  1. ドメイン(住所)
  2. サーバー(土地)
  3. CMS(大工)

細かな説明を省きますが、この3つを連携させることでホームページが人に見られるようになるのです。どれか1つでも欠けてはいけません。

ホームページに問題が起こってしまった場合、この3つのなにかしらが影響している可能性が高いです。

もう少し詳しく

もう少しだけ詳しくお話しします。

3つ目にある「CMS」ですが、有名どころだとワードプレスやムーバブルタイプといったホームページを作成するいわばソフトの事です。別にホームページビルダーでも構いません。

まずドメインとサーバーを連携させます。ドメイン側に使いたいサーバーのネームサーバーと言うのを設定します。サーバー側には使いたいドメインを設定します。相互の関係で繋がるのです。

分かりやすく言いますと、土地(サーバー)に住所(ドメイン)を割り当てる作業を行うと言ったものです。

その後、サーバーにCMSのシステムをインストールします。CMSとはホームページを作るシステムの事であり、簡単に言うと、土地に大工さんを常駐させると言った感じです。そこに命令を出すことでホームページはどんどん構築されていきます。

その他の方法として、ホームページビルダーを使ってホームページを作る場合は、まず手元でホームページを作ります。それを1つのファイルとして保存して、土地に送ると言った感じです。

どういった形でホームページを作っているのか?

もう少しわかりやすく説明します。

家を建てる方法って色々あると思います。1つ目は、大工さんが家を建てる場所まで来て、そこで家を建てる方法です。つまり家を建てる大工、これが「CMS」と考えてみてください。

もう1つは、工場で家の部品を作ってきて、それを土地まで持って来るタイプ。これが「ホームページビルダー」です。

どちらのタイプで作成しても良いとは思うのですが、管理のしやすさや利便性から考えると、圧倒的に「CMS」が良いと思います。ホームページ制作会社のほとんどが「CMS」で作成していると思います。私も始めの1年はホームページビルダーでしたが、ここ10年は「CMS」を使用しています。

「CMS」で作成している場合には、基本的にはインターネット上にファイルがあります。バックアップをすれば手元にファイルを残しておくことができます。

「ホームページビルダー」の場合、まず手元でホームページを作成するので、手元には必ず残ることになります。

つまり、バックアップをしないと、「CMS」の場合はホームページが無くなってしまう可能性が、ホームページビルダーで作成するよりも高いということです。

ちなみに「CMS」の場合、自動でバックアップを取れるように出来ますので、それをしていれば特に問題はりません。

※注意点としては、バックアップにも色々あり、書いた記事のみをバックアップするものと、サイト全体的にバックアップするものがあります。この辺りは注意が必要です。

データが消える原因はいろいろ 4つの主な理由

ホームページのデータが消えてしまう原因はかなりたくさんあります。

データが消えてしまう原因はいろいろありますが、そもそもバックアップを取っておけば、何かあったとしても復活することはできます。

バックアップはご自身でもできるかとは思うのですが、できれば専門の会社に保守管理をお願いしたほうがよいと思います。

外部からの攻撃

ホームページはサーバー上にあります。つまりインターネット空間と繋がっています。インターネット空間と繋がっているものは多かれ少なかれ、外部から攻撃を受ける可能性があります。

外部からのハッキングやクラッキングを受けた際には、データが改変されたり消えてしまうことがあります。

これはどのレベルのホームページでも起こりえる問題です。

そして万が一ですが凄腕のプログラマーに狙われたら、個人レベルでは防ぎきれないと思います。

セキュリティのレベルが物凄い国防総省も侵入されるくらいですからね・・・。

こういった場合でも、バックアップを取っておけば復元することが可能です。

人為的ミス

人為的なミスは意外と多いです。

たとえば「CMS」の場合ですが、触っても特に問題ないファイルと、触ってしまっては危険なファイルがあります。

そしてこれらはサイトの管理者であれば全て触ることができます。

あまり知識がない状態で、「触ってしまっては危険なファイル」を触ってしまうと、ホームページが表示されなくなってしまいます。

実はこれ、ホームページをカスタマイズする人には結構よくある話です。

たかが「コンマ」を1つないだけで、ホームページが表示されなくなったりします。

もちろんこれもバックアップを取っておけば問題ありません。復元させるだけです。

※特にワードプレスユーザーの中には経験した方もいるかと思いますが、「functions.php」あたりは触るときには注意が必要です。

ほんの些細なミスでサイトが表示されなくなることがあります。私の場合は、メモ帳でも良いのでバックアップを取っておき、もしサイトが真っ白になってしまったら、FTPでサーバーにアクセスし、直接バックアップした「functions.php」を上書きします。

あと陥りやすいミスとしては、ワードプレスの「設定」⇒「一般」の所で「WordPress アドレス」と「サイトアドレス」がありますが、これも適切な方法で編集しないとエラーが起こります。

データの紛失

ホームページビルダーの場合、既にインターネット上にアップしたデータがパソコン内で消えてしまった場合は、サーバー内のファイルを持って来れば復元できます。

これは静的ファイル(実在するファイル)だからできることです。

ただし、パソコン内で新しいページを作成していて、サーバーにアップしていなくて、それが消えてしまったという時にはどうにもなりません。

そういった場合にはパソコンのデータを普及させるソフトや専門家にお願いするしかないと思います。

ドメイン・サーバーの契約切れ

最後に意外に多いのが、ドメインやサーバーの契約期間が切れたということです。

ドメインもサーバーもレンタルして利用しているものです。一般的には1年に1回、更新費用を支払います。

それぞれのサービスに登録した際に登録したメールアドレスに、更新切れが近づくと連絡のメールが来ます。数多くの通知メールは来るのですが、メールアドレスを変更してしまった場合などには見落としてしまうケースがあります。

結果として更新をしなかったことで期限が切れてしまい、サイトが表示されなくってしまうという原理です。

定期的なバックアップが重要

データが消えてしまう原因はさまざまですが、いずれにしても定期的にバックアップを取っておけば問題はありません。

そしてそれらの面から考慮しても、「CMS」を利用してホームページを作成した方が良いと思います。

おススメはCMS

「CMS」はブログを作成するシステムと考えてくれてよいでしょう。

「ブログ?ホームページが欲しんだよ」と言われることもありますが見た目は一緒です。というよりも同じにすることができます。というよりも、そもそもブログとホームページは同じです。

「ブログ=日記」と思われている方が多いのですが、大きな企業のホームページのほとんどは「ブログ」タイプ、つまり「CMS」を利用してホームページを作っています。

データのバックアップは忘れずに

ホームページを運営するのであればデータのバックは忘れないようにしましょう。

バックアップがあるかないかだけで、かなり変わってきます。

手間が一気に減ることも

たとえば私がこの記事を書いている最中には、何度も「Ctrl + S(保存の命令)」を押して文章を保存しました。

保存をしながら記事を書かないと、万が一突然パソコンが止まってしまった場合にははじめから書き直しということになってしまいます。

ホームページにおいても同じです。

たとえば「CMS」の代表格「ワードプレス」を私が使う場合、バックアップの方法は何通りかあります。まず、バックアップ用のプラグイン(部品)をワードプレスの中に合体します。すると、勝手に定期的にホームページデータをバックアップしてくれ、メールで送信してくれたり、ドロップボックスと言うクラウドの空間に保存してくれます。

また、ワードプレスの場合「データベース」の保存をしなければならないのですが、サーバーをエックスサーバーを利用することで、ボタンを1回押すだけでデータベースの保存ができるように最近なりました。つまり「php My Admin」にいちいち入る必要が無くなったのです。

さらに、サーバーにアクセスして、そこから直接全てのファイルをローカルにダウンロードしてきます。つまりパソコン内に全てのファイルを保存してしまうわけですね。

このように様々な方法を使いながら、正直面倒ではありますが、バックアップをしておくと良いと思います。1から作り直すよりはよっぽど楽ですからね。

荒技でホームページ復活

最後に、「間違ってホームページを編集してアップしてしまった」とか「以前のホームページの状態に戻したいけど上書きしてしまった」とか、「インターネット上にはファイルがあるけど、それを持ってくることができない」といった類の問題を抱えている方がいれば、参考にしてもらいたい方法があります。

正直相当荒っぽいやり方ですが、別に違法と言うわけではありません。

Way Back Machineを利用する方法です。

このサイトは過去にアップされていたホームページ情報を記憶してくれています。いわば「インターネットの世界の図書館」のようなものです。URLを入れるところがあるので、過去のページを見たいURLを入力します。すると、時系列で過去のページが表示されます。(されないこともあります。)

そして表示されたら、そのページで右クリックを押してソースを表示させます。そこからソースを持ってくることで、失ったホームページを復活させることができます。

色々な方法がこの他にもありますが、バックアップは定期的に取っておいた方が余計なストレスを抱えなくて良いと思います。

ホームページ復活依頼

ここまでホームページが消えたときの対処法を紹介してきました。

すべての方法を紹介したわけではありませんが、ある程度の知識のある方であれば復活のヒントになるかと思います。

ただしすべての人にWEBの知識があるわけではなく、なかなか理解することが難しかったかもしれません。

そのようなときには弊社にご連絡ください。

ホームページの復活をお手伝いさせていただきます

ただし状況によっては、復活できるかもしれませんし、できないかもしれません。

連絡くださるときには、なるべく早い段階での連絡をお願いします。時間が経つことでホームページを復活させるための方法が1つ消えてしまうことがあります。

御用の際には問い合わせフォームからお願いします。

ちなみに弊社がホームページ復活作業を行う場合には有料となりますので、そのあたりはご了承ください。

問い合わせをよくいただくようになった

この記事を見たということで、問い合わせをもらうようになりました。

ただ多くの場合は条件が合わずお断りさせていただくケースが多いです。

まず金額ですが、サイトの規模にもよって変わってきます。ただ言えることは正直作り直したほうが早いですし、金額的にもそれほど大きくは変わらないと思います。

またお問い合わせいただいた内容で多いのは「サイトが消えた。ドメインとサーバーの契約者は制作してもらった会社だ。」というケースです。

この場合、同じドメインでサイトを復活させたいというのであれば、ドメインの所有権を移してもらう必要があります。サーバーはどうにでもなりますが、問題はドメインなのです。

しかし「サイトを制作した会社がなくなってしまって連絡が取れない」とか「サイトを制作した会社と揉めている」といった理由で、ドメインの所有権を手にすることができないことがあります。

なのでサイトを運営するのであれば、制作は制作会社に任せたとしても、ドメインやサーバーはご自身で契約したほうがよいでしょう。

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