アフィリエイターが大学で3度目の講師をする2018

常葉大学でアフィリエイターが授業2018 BLOG

2018年11月15日。2016年、2017年に引き続き、今年も大学で授業を行わせていただきました。

場所は常葉大学。2016年、2017年は静岡県富士市にあったキャンパスで授業を行ったのですが、今年から常葉大学のキャンパスが統合することとなり静岡県は草薙に新設されたキャンパスで授業をすることとなりました。

新設された常葉大学は10学部19学科の総合大学となり、規模が一気に大きくなりました。

参照常葉大学

 

今年もテーマはアフィリエイト 少し幅を広げてみた

今年のテーマも「アフィリエイト」です。しかしそこからビジネスとコミュニケーションの要素を強めに入れることにしました。

まず「アフィリエイト」に関してですが、基本的な仕組みを説明しました。基本的な内容に留めたのは、あまり詳しく説明しても、アフィリエイトに興味のない生徒にはあまり響かないと今までの授業で分かっていたためです。

そのため、アフィリエイトに絡め、そこから自分がビジネスについて考えていることを主に話させてもらいました。

授業後に生徒は授業の感想を書くわけですが、その感想にすべて目を通した結果、一応私の言いたいことは全員ではないにしろ伝わったと感じました。

とくに多かった意見としては、以下の5つです。

「アフィリエイトのみならず、仕事で成果を出すには気合と根性が必要」
「自分が面倒だと思っていることは人も面倒だと思っている。だからこそチャンス。」
「誰にも負けないと思えるような知識と技術が大事」
「人と人との繋がりは重要」
「仕事によって給料は大きく変わる」
「出勤時間2秒」

私が伝えたかったのは上3つなので、とりあえず伝えたいことは伝わったのかなと思います。

    • アフィリエイトのみならず、仕事で成果を出すには気合と根性が必要

私がアフィリエイトで1番大切だと思っていることです。副業感覚でちょっと取り組めば利益が出せると思われがちなアフィリエイトですが、実はそんなことはありません。もしそうだとしたら誰でも始めていることでしょう。仕事で成果を残している人はやはりその分、何かしらの努力はしているものです。

    • 自分が面倒だと思っていることは人も面倒だと思っている。だからこそチャンス

「面倒」というのは実は参入障壁だと思います。だからこそ取り組むことでその先の景色が見えるものです。たとえそれが自分の思った結果に繋がらなかったとしても、それが分かるだけでも収穫は大きいと思います。

    • 誰にも負けないと思えるような知識と技術が大事

これは私が大学生の時に授業を受けていた大学の先生の言葉です。「この大学をクビになったとしても、俺には生き抜いていくだけの知識と技術がある」。大学の授業は正直ほとんど覚えていませんが、この言葉は刺激になりましたし今でも忘れられません。

    • 人と人との繋がりは重要

これはどのようなビジネスをする上でも大切なことだと思います。「人は一人では生きてはいけない」という言葉にもつながると思います。繋がりがあるのかないのかで結果は大きく変わるとよく実感しています。

    • 仕事によって給料は大きく変わる

実は学生の時は社会人になってからの給料ってあまり知らないものです。給料の額を知らずに就職活動をしている学生は案外多いです。同じような職業でも会社によって給与額が分かるのはよくある話です。

    • 出勤時間2秒

やはりこの言葉は響いたようです。出勤時間が往復分短縮できるというのは大きなメリットです。

毎年思うが時間が足りない 伝えたいことが沢山ある

毎年思うことですが、時間が足りません。事業時間は90分。授業後に学生たちが感想文を書くため私が話す時間は大体70分前後。

「70分も話し続けるのって大変」

と言われたことがあるのですが、これは慣れです。

教える仕事を何十年もしていると、話すこと自体はそこまで苦にはならないものです。

「全然緊張しないよね」

と言われることもあるのですが、結構緊張しています。

学校や塾のように、毎回同じ生徒に向けて話をしているのであればそれほど緊張はしないのですが、まったく新しい場所で、そして大勢の前で話すとなるとやはり緊張するものです。そのためたまに、自分で何言っているのか分からなくなることもあります。

「緊張すること」自体、避けようと思えば避けれる環境にいます。緊張することは自分はとても嫌いなことではあるのですが、機会があれば経験する必要があるとも思っています。

あくまでも持論なのですが、緊張、つまり精神的に追い込まれる状態というものは、人間の成長を大きく促してくれると考えています。逆にいうとマンネリの状態は、成長を鈍らせてしまうと思っています。そのため、時折自分を緊張させることは必要だと思うのです。

とくに自分で会社を経営しているわけですから、自分自身が成長しないことは会社の成長を鈍らせてしまうと思っています。

話が反れましたが、大学の授業時間内で自分の伝えたいことはなかなか伝えきれないものです。

そのため、今回で3回目の授業になるわけですが、授業後の学生たちの感想を見る限りでは、過去の経験を活かし、それなりに自分の伝えたいことを伝えられたのかなと思います。

全員に響く授業は正直難しい

セミナーに参加する人であれば分かると思うのですが、「今日のセミナーはアタリだ。」と思こともあれば、「今日のセミナーはハズレだ。」と思うこともあるかと思います。

自分が「アタリ」と思っていても、他の参加者が「ハズレ」と思うこと。そしてその逆のケースというのはよくあることだと思います。

全員に「アタリ」と思わせることができるセミナーは、どんなに内容が充実していたとしても難しいことなのです。

特に今回の授業の場合、「アフィリエイトについて知りたい!」と思う学生だけが私の話を聞いていたとしたら、極めて高い確率で「アタリの授業」となっていたことでしょう。ところが目的が学生によって違う中、全員に対して「アタリ」の授業をするというのは無理なことなのです。

ではどうすればよいのか。それは「なるべく全員に共通するであろう話題に触れること」だと考えました。

そのようなこともあり、「お金」「人との繋がり」を授業の中に盛り込み、結果として学生からの感想文に反映されることになりました。

授業後3人から質問を受けた

今回授業後に3人の学生から質問を受けました。そのうち1人は既にアフィリエイトを始めているとのこと。

質問の内容はともかくとして、質問をしに来る行為自体が素晴らしいと思います。

誰かに何かを教える行為というのは、その誰かに影響を与えることがあります。その影響が目に見えて見えたときに、「教えることをしていてよかった」と実感します。

学校で仕事をしていた時には、自分の影響を明らかに受けている子どもを見て「凄い仕事だ」と頻繁に感じたものです。

塾で授業をしている今でも、私の独自の解法を使っていたり、重要だと伝えた部分を覚えてきたりする生徒を見て、「影響力のある仕事だ」と思ったりします。

同じように今回大学で授業をした結果、少なからず数人の学生の頭の中に、私の話が残ったことと思います。少なくても興味を持ったからこそ質問者が出たのだとも思います。

それでよいと思うのです。学生全員にとって「アタリ」でなくても、数人にとって「アタリ」の授業になってくれれば嬉しいことです。

ちなみに以前の記事でも書きましたが、私が大学で授業を始めて行い、それがきっかけでアフィリエイトを始めた学生がいました。

 

参照学校の先生と大学生が研修に来た2018年の夏

 

少なくてもその学生には「影響を与えた」ということになるでしょう。

今回の授業がきっかけで少しでも学生にとってプラスとなったことを期待します。

以前の授業についての記事が以下です。

 

参照大学でアフィリエイターが講師として授業をしてみた

参照アフィリエイターが大学で2度目の講師をする2017

この記事を書いた人
tomo

サイト制作、SEOに20年以上携わる。その知識や技術を活かしさまざまな企業のWEBマーケティングにコンサルタントとして携わり実績を出している。
WEBマーケティングに関する大学での授業やウェビナーでの登壇、さらには国際学会での発表を行っている。
ホワイトな施策を中心とし、安全に、そして確実にクライアントの数字を上げる施策を心掛け、高い成功実績を残している。

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