真剣に考えるから適当な答えは言えない

あるECサイトを運営している会社があり、それに対するコンサルティング案件がありました。

結果として弊社が参加することはなかったのですが、ミーティングを行う上で伝え方が難しいと思うことがありました。

明らかに売り上げアップできそうな案件だったが・・・

そのECサイトには数多くの問題点があり、それを改善するだけで売り上げアップできるであろうとは予想は立っていました。また他の施策においても改善の余地が大きく、適切に行うことでやはり売り上げアップに期待が持てると思いました。

「絶対」と言えない歯がゆさ

ただし私の経験に基づくものなのですが、WEBに関して「絶対」という言葉は何があっても言えないと考えています。

「弊社が御社の案件を扱えば、絶対に数字を上げることができます。」

本当は言いたい言葉です。そしてその可能性も高いと思っています。それでも言えないのです。

なぜならWEBマーケティングはGoogleの影響を大きく受けるためです。Googleはよくルールを変更しており、それによりサイトの検索順位が大きく変動するということは、この業界が長い人間であれば知っている話です。つまり変動があり、時として検索順位が大きく動き、売り上げが大きく上がることもありますし、大きく下がることもあるということが分かっているからこそ、「絶対に売り上げが上がる」ということは言えないのです。

そのため、「おそらく売り上げは上がるかと思いますが、絶対という約束はできません。」といった表現になってしまいます。このような表現を使ってしまうと、頼りなく感じられてしまいます。

適当な数字を言うことはできない

またある案件で5000以上もの商品を扱っているサイトがありました。かなり雑に商品登録がされており、検索からも評価を得ていない状況でした。そのため、商品データベースを綺麗にしていく必要があると考えました。その話をしたときに先方から「データベースはどのくらいで作れますか?」と言われました。

先方の思いとしてはなるべく早くサイトをよくしたいと考えているのですが、先方のスタッフは他の作業で忙しくデータベースに関われないということでした。

結果として私の言った言葉は「分からない」でした。「推定でいうと3ヵ月は必要になるかと思います。もちろんそちらに商品で分からないことは質問しながらでの話です。」とも付け加えました。

ここで適当に相手に合わせ「1ヵ月もあれば大丈夫です」と言えば営業トークとしては良いのかもしれませんが、絶対に無理な話なのです。そもそも5000もの商品の詳細を知りません。どのような商品であるのかもわかりません。そのため商品説明文を書くこともできません。

色々調べながら10分で1商品のデータベースを作成したとします。1時間で6商品。1日10時間作業したとして60商品。20日働いたとして1200商品。私の提案した3ヵ月でも3600商品であり、到底5000商品には及びません。

これを複数のスタッフで行うことも可能ではありますが、かなりのコストが必要となります。また他の施策も同時で行わなければならない案件だとも思っていました。

結果として弊社がこの案件に関わることはありませんでした。仕方がないかなと思う反面、もう少しうまく説明することができれば相手を納得させられたかもしれないとも思いました。

ネット業界のあるある 言葉選び

上手く説明したいと考えるのですが、ネット業界でよくある話なのですが、専門用語を利用すると相手に伝わらないということがあります。

相手がどれほどWEBマーケティングの知識があるのかが分からないため、誰でもわかるような言葉で説明するようにしています。

するとそこに意識が行ってしまい、話がうまくできなくなってしまうことが多々あるのです。

そもそもですが、私はあまり話が得意ではありません。何か話していても何について話していたのかを忘れてしまうことが多々あります。これは昔からの話であり、学校で働いていたこともありますし、今は塾で教えることもあり、さらに大学で授業をすることもありますし、学会で発表することもあります。

これだけの経験を持っていながらも、話がまとまらなくなってしまったり、何について話しているのかを忘れてしまったりすることがあります。

それに付け加え、相手のことを考え言葉を選びながら話すとわけが分からなくなってしまうのです。もう直りようがないと思っています・・・。

安請け合いはトラブルの元

相手に話を合わせ、相手の聞きたい答えを言うことでもっと仕事は取れていくのだろうと思います。

結果として弊社の売り上げも上がることでしょう。

しかし恐らく長続きしないと思っています。将来的にトラブルになるかと思うのです。

やはりお互いのためを考えるのであれば、しっかり事実を伝え、できることはできる、できないことはできないと話をしていった方がよいと考えるのです。

     
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