問い合わせフォームの電話番号を3つに分ける意味 ユーザビリティーを下げてしまう

静岡県のWEBマーケティング

前回の記事に引き続き、問い合わせフォームに関しての話です。

参照 WEBマーケティングにおける問い合わせフォームで気を付けたい3つのこと

 

問い合わせフォームの電話番号記入欄を3つに分けているサイトが多く見受けられます。

余程の事情がない限りは避けたほうがよいと思います。

電話番号入力欄が分かれている やめたほうがよい

問い合わせフォームの中には以下のようなものがあるのを見たことがないでしょうか。

よくない問い合わせフォーム

電話番号を入力する際に、3つの記入欄として分かれてしまっています。

分かれているため、連続で数字を打つことができません。

はじめの入力欄に市外局番を入力したら「Tabキー」を押すか、次の記入欄を選択するかの行動をとる必要があります。

つまり電話番号を入力するだけで入力欄が3つあるため、余計な動作が2回も入ることになるのです。

それよりも入力欄を1つにして、連続して数字を打てる方が余計な作業を入れずに済みます。

名前の入力欄が分かれている これもやめたほうがよい

名前の入力欄も同じことがいえます。

入力欄を分けるのではなく1つにしてしまえばよいのです。わざわざユーザーの手間を増やす必要はないのです。

1つの考え方として、「入力欄を大量に設けることでユーザーにフィルタをかけることができる」という考え方もあります。

問い合わせてくるユーザーが真剣であれば、多少面倒な作業も行うだろうという考え方です。

問い合わせが毎日大量に届いたり、なるべくお客様を選別したいということであればよいかもしれません。

フィルタをかける、選別する、それはつまり機会損失につながってしまうということにつながります。

もし少しでも問い合わせを増やしたいと思うのであれば記入項目や記入欄はなるべくシンプルにするべきなのです。

ユーザーは選択することができる

忘れてはいけないことですが、「ユーザーは選択することができる」ということです。

もしあなたの商売やサービスが、唯一無二のもので、どうしてもコンタクトを取りたいとユーザーが考えているのであれば、多少記入項目が多くても入力してくれることでしょう。

ところが、ほかにも同じような商売をしていたりサービスを提供している会社があるのなら、そちらを選択してしまう可能性も十分に考えられるのです。

話を戻しますが、電話番号の入力欄を3つに分けることで、何か得られるメリットはありますか?

入力欄を1つにしてしまったら決定的な不都合が生じますか?

もし入力欄を1つにしても大した不都合が生じないようであれば、そして少しでも問い合わせを増やしたいと考えるのであれば、ユーザー目線に立ってなるべく入力しやすい環境にしてあげることが大事だと思いいます。

インターネットマーケティングを専門に扱う株式会社デキタ
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tomo

サイト制作、SEOに20年以上携わる。その知識や技術を活かしさまざまな企業のWEBマーケティングにコンサルタントとして携わり実績を出している。
WEBマーケティングに関する大学での授業やウェビナーでの登壇、さらには国際学会での発表を行っている。
ホワイトな施策を中心とし、安全に、そして確実にクライアントの数字を上げる施策を心掛け、高い成功実績を残している。

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