これまで複数の企業のWEBマーケティングに携わってきました。
その経験上ではありますが、想定以上に数字が出る場合と、数字は出るが想定する以上ではない場合があります。
想定以上に数字が出る場合というのは「動きの速いクライアントの案件」の場合です。
行動力のあるクライアントはうまく行きやすい
これまでの経験上ですが、行動力のあるクライアントは大きく数字を伸ばしやすいです。
大きく分けて2つのタイプが存在する
弊社が付き合うのは、会社の経営者、もしくはWEB担当者となります。
行動タイプとしては「どんどん動くタイプ」と、「じっくり考えるタイプ」に分けれらます。
どちらがよいとかは仕事や状況により違うのかもしれませんが、弊社と相性のよいのは「どんどん動くタイプ」です。
考えなしに動いているわけではない
どんどん動くタイプは、ときに考えなしに動いてしまっているように思われがちです。
しかし動くタイプの中には、「動きながら考えている人」も中にはいます。
動きながら周りを見て修正し突き進みます。
これが実はWEBマーケティングと相性がよいのです。
動かないとどんどん遅れてしまう
WEBの世界の流れは早いです。
その流れに必ずしもついていく必要はないのですが、どのような状況になっているのか常にアンテナを立てておく必要があります。
効果が出そうな施策は常にトライアンドエラーをしていく必要があります。
そのためにはやはり行動力が必要となるのです。
狙っているキーワード次第ではあるが
どのキーワードを狙っているのかにもよりますが、競合サイトが多い場合、競合以上の動きをする必要があります。
強いサイトというものはそれなりの理由があります。
単純にいえばサイトを強くする施策を行っています。何もせずにサイトが強くなることはほとんどありません。
強くする施策を行っているということは行動しているということです。そのため、そのライバルに勝つためにはライバル以上の施策を行う必要が出てくるのです。
何もしないでいると差が開く一方です。気づいたときには、追いつけないほどの差が開けられてしまったりするのです。
これはリアルビジネスの世界でも同じことがいえると思います。
よい所はどんどん取り入れ、現状維持もしつつ行動していくことが大事だと思っていますし、実際そういったところがうまく行っているケースを目にしています。
対策をしてすぐにどうなるものではない
ライバルとの差が開けば開くほど、追いつくのは非常に難しくなってきます。
とくにライバルが走り続けている場合、そして追いつき追い越す場合、それ以上のスピードで追いかける必要があるためです。
追い越す場合には、非常に時間がかかり、さらに施策内容は適切なものである必要があるのです。
これが難しい所なのです。
たとえばSEOですが、一生懸命取り組んでもそれが間違った施策であれば時間の無駄となってしまうこともあります。
正しい施策をすればよいのですが、何が正しい施策なのかをしっかり理解している人は非常に少ないのが現状です。
少しSEOをしたからといって数字が出るほど、甘い世界ではないのです。
そもそも断ってしまうことがある
そもそもですが動きが遅いクライアントからの依頼は、断ってしまうケースがあります。
なぜなら経験上、まともに数字が出にくいと思っているためです。
弊社のいう動きの遅いクライアントとは、「決断に時間をかけすぎる」という意味です。
考えすぎてしまう それは決断ができないということ
弊社には「WEBで集客したい、売り上げを上げたい」といった問い合わせをいただきます。
基本的には一度ミーティングを行い、現状抱えている悩みを聞き、それに対し弊社が手伝えることがあるかどうか、どういったことを手伝えそうなのかの話をさせてもらいます。
そして「興味があったらまた連絡をしてください」と伝えます。
しかし実際、案件として受注するケースはかなり少ないです。
連絡がない人の特徴
ミーティングをした後に、連絡がこない人の特徴は大体同じです。
「WEBマーケティングに取り組めば簡単に数字が上がると思っているケース」です。
弊社はWEBマーケティングの現実を正直に話すようにしています。
- 非常に大変な作業。
- とても時間がかかる。
- 時間がかかるということはお金がかかる。
ライバルの存在がなければ比較的簡単に数字を出すことは可能です。しかしどの分野においても多くの強力なライバルサイトが存在します。
その中を勝ち抜く必要があるため、どうしても専門知識と工数が必要となるのです。
毎月数十万円~数百万円かける会社も多い
WEBマーケティングを本気でやろうと思ったら、それなりにコストはかかります。
業種やライバルサイト次第ではありますが、1ヶ月で5万円とか10万円でなんとかなるものではありません。
そもそもですが、WEBマーケティングに成功し数字を上げることができれば、毎月の売り上げが数千万円単位で上がることも珍しくはありません。
それをしっかりとWEBマーケティングを行っている会社はわかっています。
そのため数十万円、数百万円、ネットの施策にかけている会社は非常に多くいます。
そんな中で勝負をする際に5万円とか10万円で何とかしようと思うのは、本当は難しい話なのです。逆にそれでうまく行くのであれば、世の中にあるすべての会社が成功しています。
安いマーケティングを売りにしている存在
WEBマーケティングを安売りしている会社はあります。
そのためイメージとして「WEBマーケティングはあまりお金がかからない」と広まってしまっている傾向があると考えています。
約20年近い経験からいいますが、ちょっと何かをする程度で数字が上がるほど、インターネットの世界は甘くはないです。
ただし冒頭からお話ししているように、すべてはライバル次第です。もし狙っている分野に強いライバルがいないようであれば、ちょっとした施策でも数字が上がる可能性はあります。
案件として受注し数字を伸ばすクライアント
案件として受注するクライアントの多くは、これまでに他社にWEBマーケティングを依頼してきたケースです。
他社でうまく行かず、でもWEBマーケティングの重要性を理解している場合、弊社で案件として受けるとうまく行きやすいです。
WEBマーケティングの現実をある程度分かっているということが理由かもしれません。
そして冒頭でもお話しした通り、行動力が伴っているとさらに数字が上げやすくなります。
あくまでもこれまで弊社が関わってきた案件の傾向です。
行動力がそこまでなかったとしても、WEBに関することをすべて任せてもらえてうまく行くケースもあります。ただその場合にはお互いの信頼関係が重要となってきます。