マーケティングで数字を上げたいのであれば、手段を選んでいる場合ではないこともあります。
弊社ではさまざまなマーケティング手法をクライアントに提案、提供しています。
それにはコストがかかるものから、そうではないものまでです。
優先順位を付け提案しますが、基本的には簡単に取り組めるものから優先的に取り組むよう促します。そして売り上げが上がってきたら、お金のかかるものに取り組んでみてはどうかと提案します。
その中で、弊社側が効果的だと思われるものであったとしてもクライアントによっては取り組みたくないと考えるものもあります。
これはクライアントの考え方によります。何の抵抗もなく実行するクライアントもいれば、そうではないケースもあります。
気持ちはわからなくはないのですが、「あれもこれもやりたくない。でも数字は上げたい」というのは非常に難しい話です。なぜならライバルは「あれもこれもしているため」です。
マーケティングは実行するかしないかが第一段階
マーケティングにはさまざまな手段(手法)があります。
たとえばA、B、C、D、Eという手法があったとします。
すべて実行する、なぜなら売り上げを上げたいから・・・と考えるクライアントがいる一方、Aはいいがそれ以外はしたくない・・・と考えるクライアントもいます。
でも数字を上げたいというのです。
話を聞くと理解できないわけではありません。弊社の提案をすべて飲んでもらう必要もありません。強制するつもりはありません。最終的にはクライアントが手法を選べばよいと思っています。
しかし手段を選ばないライバルがいるということを忘れてはいけないとも思います。ライバルに勝つためには、手段を選んでいる暇はないこともあるのです。
そのようなときに弊社の役割としては、その手段がどれだけ有効であり、ライバルが行ってきているという現実を説明し、取り組んでもらえるように説得することだと思っています。
マーケティングの基本は必要な場所に適切に露出すること
インターネットマーケティングの基本は、必要な場所に適切に露出することだと考えています。
たとえどんなに良い商品やサービスだったとしても、だれにも知られなければ意味がありません。知られることが大事なのです。
人によっては「良い商品なら勝手に売れるよね?」と思う人がいるのですが、そんなことはありません。
そもそも良い悪いは人の好みによるところがあります。また「周りの人が好きなものを買いたい」という気持ちが日本人には強い傾向にあると考えています。
その観点からすると、なるべくいろいろなところに露出をし、知名度や認知度を高める必要があるのです。
ブランドイメージが壊れない程度に
しかしどこにでも露出すればよいというわけではありません。ブランドイメージというものもあります。
商品との相性が悪い媒体で紹介されてしまうと、意図しないイメージがついてしまう可能性もあります。
結果として売れればよいのですが、その影響で売り上げが落ちてしまってはいけません。
よって、ブランドのイメージを守りつつ、可能な限り露出をしていく必要があります。
簡単なことではない コストがかかる
露出を増やすと一言で言っても簡単な話ではありません。
弊社がクライアントにさまざまな手段(手法)を提案しますが、それをすべて実行するとなると、かなりのコストがかかります。
このコストというのは「人手」が主なところとなります。
逆に十分に動くことさえできれば、ある程度数字を上げることは可能です。
その際は弊社がディレクションに入るため、暗闇の中を手探りで進むのではなく、光のある方向へ進むため、無駄なコストをかけることはなくなります。
コストをかけない場合は運が必要
コストをかけずに自社商品の売り上げを上げるとなると、正直「運」が必要となります。
ある意味、宝くじのようなものです。
しかしそれは現実的ではないと考えます。
ライバルは遠慮をしてくれない現実
ライバルは遠慮をしてくれません。さまざまな方法で売り上げを上げるよう施策してきます。
そこに太刀打ちをするためには、それ相応の手を打つしかありません。そうしなければ売り上げが落ちて行ってしまう可能性があるためです。
最終的にはクライアントの判断とはなりますが、少しでも売り上げを上げたいと考えるのであれば、ライバル以上の施策をする必要があると思います。それがたとえ好まないような内容だったとしても、何かしらの法律に反しない限りは徹底的に施策をするべきでしょう。