2月8日に「1ヵ月の売り上げが約1500万円になるまでにしたこと」といった記事を書きました。この記事への反響が思いのほか大きく、多くのアクセスを集めることとなりました。俗に言う「バズった」状態になりました。
今回は、「現在記事がバズると、どのようなアクセスの集まり方をし、どのような媒体からアクセスが来るのか」を紹介したいと思います。記事の拡散の仕方(バズらせ方)を紹介しているわけではありません。また、アクセスを細かくデータ分析をしているわけでもありません。
「バズるとどのようなことが起こるのか?」
と言うことをにフォーカスして、紹介しています。
ちなみにタイトルでアクセス数が600倍としていますが、このサイト自体、まだ制作して間もなく、普段は全くアクセスがありません。アクセスを集める前の日のアクセスが「6」であり、今回の記事の最高アクセスが「3632」であったため、600倍と言う表現をしました。
そして、検索順位に関してですが、バズる前にはターゲットキーワード「24位」だったのですが、アクセスが一気に集まることにより「6位」まで一気に上がりました。しかしそこから少しずつ順位を落とし、現在は「20位」となっています。
1.2月8日 記事公開
サイト内に記事を公開したのは2月8日16時28分です。記事を公開した後、Facebookに記事を書いたことを投稿しました。その時書いた言葉は以下の通りです。
クライアントの代表からOKをもらったので記事にしてみました。
ブランド立ち上げ当初から私がWEBコンサルタントとして参加結果、ホームページからの1ヵ月の売り上げが0円から約3年で、1ヵ月の売り上げ約1500万円まで伸びました。
そんなことを記事にしてみました。
文章の後には記事へのリンクを貼りました。
さらに、Twitterにも投稿をしました。投稿した文章は以下の通りです。
田舎のアフィリエイターがWEBコンサルした結果
この文章の後にも記事へのリンクを貼りました。
するとすぐに反応がありました。Facebookで「いいね」がチラホラ付き始め、Twitterでも「リツイート」と「お気に入り」が少しずつ付き始めました。ただし、私が投稿したFacebookとTwitter自体にはそれほど多くの反応はありませんでした。私の知らないところで、どんどん拡散していくこととなったのです。
その後、アクセス数は少しずつ減少していくのですが、23時に一気にアクセスが増加しました。原因は「はてな」で「ホッテントリ」に入ったためです。記事を公開してから6時間後の事です。
記事を公開した2月8日。約7時間で「UUは378、PVは633」となりました。
分からない方もいらっしゃるかもしれませんが、UUとはユニークアクセスの事で、サイトに来た人の数です。PVはページビューの事で、サイトのページが開かれた数です。
ちなみにこの日のアクセス流入経路はを多い順に並べると、「Twitter」「Facebook」「はてな」の順となりました。初速としてはTwitterが最も拡散力が高かったです。
2.2月9日 アクセスが一気に増える
記事を公開して2日目。この日が一番多くのアクセスを集めることとなります。1日で「UUは3632、PVは5677」となりました。
この日のアクセス流入経路に、私が予想していない媒体が入ってきました。それが「Gunosy」です。アクセス流入経路はを多い順に並べると、「Gunosy」「はてな」「Facebook」「Twitter」の順となりました。
3.2月10日 アクセスが落ちてきた
一番多くのアクセスを集めた次の日。「UUが1704、PVが2665」と流石にアクセスは落ちてきました。
ここでもアクセス流入経路に変化が見られました。アクセスの約半分は「Gunosy」経由となったのです。その他の「Facebook」「Twitter」「はてな」からはほとんど同じくらいのアクセス数となりました。
4.2月11日 下降線を辿るアクセス数
この日のアクセスは「UUが596、PVが892」となりました。「Gunosy」からの流入も落ち付き始め、「Facebook」「Gunosy」「Twitter」「はてな」という順番になりました。
ただ、Facebookからの流入は前日とほぼ同じくらいでした。
5.バズった後
2月12日は「UUが249、PVが381」。2月13日は「UUが111、PVが182」。2月14日は「UUが54、PVが108」。2月15日は「UUが56、PVが104」。2月16日は「UUが126、PVが183」。2月17日は「UUが78、PVが122」。
このようにアクセスは推移していきました。流入経路のほとんどは変わらず「Facebook」「Twitter」「はてな」「Gunosy」からです。
ここまでで自然検索からの訪問はほとんどありません。「0」という日もあります。つまり、今回記事がバズらなかったら、ほとんど誰にも見られない記事であり、サイトなのです。
6.このデータをどのように解釈しますか?
ここまで、記事がバズってからのアクセスの変化を紹介しました。かなり大雑把な紹介ですが、参考になる方もいらっしゃることでしょう。
前述したとおり、今回記事がバズらなかったら、このサイトはまだ、ほとんど誰の目にもとまらないものだったのです。たった1つの記事を公開しただけで、日の目を見ることとなりました。
2月18日の時点で「関連ツイート数133」「いいねの数256」「ブックマーク数156」となっています。私が本当に言いたいのは、バズることが大事と言うことではありません。それによってどういったアクセスの変化があるといったことでもありません。
「行動を起こさなければ、なにも生まれない」と言うことなのです。バズったり、アクセスが増えるのはその後の話です。どんなに良い商品を売ろうとしていても、行動を起こさなければ広まりにくいのです。待っていてもなかなか売れるものではありません。そこで商品の知名度を上げるための有効な方法の1つとして「WEBマーケティング」があると思っています。
あくまでも1つの方法であり、万能であるとは思っていません。商品の魅力を世に知らせるために、背中をポンっと押してあげるものだと思っています。背中を押し、勢いがついたところで、その勢いを落とさず、さらに加速し続けられるのか。それには適切で継続的なサイト運営、SEO、WEBマーケティングが必要となってくると思います。
7.今回バズった記事についての反響
今回の記事についていくつかのコメントをいただきました。多くは温かいものだったのですが、アクセスが多く集まれば、どうしても否定的なコメントも出てきてしまいます。
その中で間違った解釈をされてしまっている方もいらっしゃるようなので、ここで説明をしたいと思います。
- 具体的にどのように改善したのか書かれていない
これは守秘義務なので、詳しくお話することはできません。もしこれを話してしまったら、守秘義務に違反することになり、私の信頼はなくなってしまいます。信頼がなくなったら、今後、仕事がなくなってしまいます。 - 商品が良かっただけ
確かに商品は素晴らしいものだと思います。しかし、世の中にはどんなに素晴らしい商品でも認知されなければ売り上げは上がりません。認知させるための1つの方法としてインターネットは非常に有効な手段だと思っています。ただし、インターネットだけでは力不足だとも思っています。地に足を付けた営業活動、それによる口コミ。これらが合わさることで、大きな広がりに繋がると思っています。
※写真撮影場所:JR身延線・入山瀬駅