SEOで狙って良いキーワードと悪いキーワード キーワード選定の間違いは大損することも

SEOで狙って良いキーワードと悪いキーワード キーワード選定の間違いは大損することも 静岡県のSEO対策

サイトに集客をしたいと考えたとき、どのキーワードで検索上位表示をすればよいのか悩むことでしょう。

「おそらく〇〇というキーワードで上位表示すればたくさんアクセスが集まる」

といった考えは危険となることがあります。

なぜならそれはその人の考えであり、ほかの人はそうは思わないかもしれないためです。

また目的によっても異なります。

「〇〇という商品を購入したいと考えている人は、△△というキーワードで調べるはず」

結果として「△△」というキーワードで検索1位を獲得したとします。しかし全然「〇〇」という商品が売れないということもあるのです。

分野、業種、地域、ターゲット層、商品、サービスなど、さまざまな要因が絡み合うため一概に正解を伝えることはできないのですが、あくまでも基本的な考え方をお話ししていきたいと思います。

検索順位2位でもほとんど成約しない 過去の実体験からいえること

弊社の運営するサイトの中で、ビックキーワードで上位表示したのにもかかわらず、ほとんど数字を上げられないということがありました。

検索キーワードの価値 上位表示して効果のあるキーワードとそうではないもの
検索キーワードには価値のあるものとそうではないものがあります。上位表示することで利益の上がるキーワードとそうではないものであったり、上位表示して集客できるキーワードとそうでないものがあります。価値のあるキーワードを見つけることからまず始める必要があります。

弊社は数多くのサイトを運営しており、その中には「過払い金」にスポットを当てたサイトを運営しています。

その当時、「過払い金返還請求」が世の中に広まった時期でした。弁護士事務所や司法書士事務所がこぞってアフィリエイト広告を出していました。

1件当たりの報酬は5万円前後となることも多く、アフィリエイターにとっては取り組みたい案件の1つでもありました。

そこで弊社でも過払い金に関するサイトを作成することにしました。その際に狙ったキーワードは「過払い金」です。

「過払い金返還請求を望んでいる人は過払い金と調べるだろう」

そう自己判断したのです。

自己判断でキーワードを狙った結果

約1年間サイトを作りながらSEO対策を行った結果、一時は検索順位で2位まで上げることができました。

ところが思っていたように成約数を伸ばすことはできなかったのです。

もしかしたらサイトの作りも関係するなど、さまざまな要因は考えられます。とはいえ、どのようなサイトであっても上位表示すればそれなりの成果は上がるものです。

そこで解析を見てみると、自分の思ったようなキーワードでの流入がほとんどなかったのです。

結果としては約1年という時間を無駄にしてしまったわけです。ただしこの失敗があったからこそ、キーワード選定方法が自分の中で変わったため、それはそれで有益ではありました。

思い込みは避ける キーワード選定は慎重に

冒頭でも上げたように、思い込みはしない方がよいです。

「おそらく〇〇というキーワードで上位表示すればたくさんアクセスが集まる」

「〇〇という商品を購入したいと考えている人は、△△というキーワードで調べるはず」

というものは、あくまでも個人的な考えです。

そのため、キーワード選定におすすめな2つの方法を紹介します。

  • 複数の人に状況を説明し、なんて調べるかをヒアリングする。
  • PPCを使用する。

お金をかけられるならPPCがおすすめ

お金をかけたくないのであれば、周りの人にヒアリングする方法がよいでしょう。

余計な知識を与えずに「こういったときって、どうやって調べる?なんていうキーワードで調べる?」と聞いてみればよいのです。

もう1つはPPC(インターネット広告)を使うことです。

広告を出稿し、どのキーワードで成約するのかをまず確かめ、成約したキーワードを中心としてSEO対策を行っていきます。

この方法は広告費が必要となってしまい、誰でもできる方法ではないかもしれません。ただしお金で時間を買うことができます。

まとめ

SEOにはさまざまな手法があります。

思いつく限りのキーワードを軸として、大量にコンテンツを作成していくことも1つの方法でしょう。更新頻度も高まるため、それはそれで検索エンジンにアピールすることができます。

ただしその方法は、まったくゴールが見えない中、闇雲に突っ込んでいっている状況です。

1年で成果が挙げられるかもしれませんし、5年かかるかもしれません。もっとかかるかもしれませんし、永遠に成果が挙げられないかもしれません。

その道を選ぶよりも、「このキーワードで検索順位が上位表示すれば成約する」とわかっている状態でSEOを行った方がよいと思うのです。

需要キーワードは世の中の流れで変化することも

最後に、需要のあるキーワードというものは、時代の流れで変化します。

そのため、「よいキーワードを見つけた!」と思っても、その需要が短い可能性もあるのです。

何を狙うのかにもよるかもしれませんが、そういった可能性があるということも頭に入れながら柔軟に対応していくとよいでしょう。

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