LP(ランディングページ)制作の依頼を受けることがあります。
仕事であるため受けられる範囲で受けますが、その先の広告運用の依頼にはつながらないケースが多いです。
話を聞いてみると、広告運用は自社で行うということらしいのです。
結論からすると、LPも大切ではあるのですが、広告運用や広告アカウントの最適化が非常に重要なのです。
LPを作って広告を流しても売り上げが上がるわけではない
まず大前提としてなのですが、LPの意味を理解していないケースが見受けられます。
弊社の考えるLPは、広告で来たアクセスをなるべく離脱させず、商品やサービスにさらに興味を持ってもらい、購買にまで誘導するページであると考えています。
そのためページ設計には非常に気を使います。
- どこにどのようなキャッチコピーや文章を書くのか
- ファーストビューに商品やサービスのキャッチをいれてあるのか
- ユーザーの興味を引き立てるような流れとなっているのか
- どのような内容を書くのか
- どのようなデザインにするのか
- どのような画像を使うのか
などです。
つまり単純に綺麗なページを作っているわけではありません。文章やデザインには意味があるのです。
そのためこの辺りを意識したLPを作らないと、「ただの綺麗なページ」になってしまうのです。そしてあまり売り上げも上がらなくなってしまいます。
ただしLPよりも大切なことは「広告運用方法」だと思っています。※規模によります。※はじめのうちは・・・です。
広告運用が売り上げに直結 運用者のレベルによって大きく数字が異なる
見た目のよい綺麗なLPが完成したとします。しかしそれで売り上げが上がるわけではありません。
インターネット広告を出しLPにアクセスを流し込みます。
お金さえ出せばアクセスを集めることは簡単です。しかししっかりと見込み客を集められているでしょうか?
無駄なアクセスは広告費の無駄遣い
広告運用は非常に難しく、単純に広告を出しただけでは無駄なアクセスを集めることになります。
つまりLPに関係のないユーザーを集めることになってしまいます。インターネット広告はクリックされた段階で広告費を支払うため、望まないユーザーが来たとしても広告費を支払わなければなりません。
数字を出して例を紹介
たとえば広告予算が10万円だとしましょう。
なんとなく広告運用をした場合、1000アクセスを得たとします。つまり1人のユーザーを獲得する(LPを見てもらう)のに100円かかったということになります。
一方、プロの広告運用者が広告運用したとします。
すると同じ10万円でも、10000アクセスを得ることも可能なケースもあります。
同じ金額を使って効果は10倍ということです。
2週間で広告効果2倍 3ヶ月で4倍の効果
実際に弊社のクライアントのお話をしたいと思います。
大手のインターネット広告会社が運用していた
以前は大手の広告会社が広告運用を行っていました。
しかし思った数字ではなかったようで弊社が広告運用を行うことになりました。
結果として、2週間後にはアクセス数は約2倍、3ヶ月後には約4倍にまで伸ばすことができました。使用しているLPも広告費も同じです。
つまり同じ予算で4倍の集客をすることができるようになったのです。
行ったことは「広告アカウント内の最適化」です。
広告運用者がどのように運用するのかによって、全然違う結果になるということです。
LPの改善はアリ LPが寂しくても決定する
インターネット広告に使用するLPですが、綺麗でわかりやすく、ユーザーの興味を引き付けるような内容にしたほうがよいと思います。
しかしそうではなくても、商品が売れたりサービスが契約したりすることはあります。
少しのデザインとボタンのみで成約多数
ある案件の話です。
LPにいろいろデザインせず、画像を1枚貼り付けボタンを配置しただけの非常にシンプルなLPを運用している人がいました。
ところがそのLPでもかなりの数の成約を取ることができたのです。
ここで推察されることですが、ユーザーには大きく分けて3つのパターンがあると思っています。
- 先に結論を知りたい人
- 論理的に説明して結果として結論を知りたい人
- すでに情報を知っている人
ユーザーによってアクション方法が異なってきます。そのためアピール商品によっては、LPを固定概念にとらわれず思い切り変えていった方がよいと思うのです。
インターネット広告は効果がないという結論に・・・
話を戻します。
広告運用者がプロの場合には、プロではない人に比べるとそれなりの数字は出たりするものです。
これを知らずに、「とりあえず広告出してみるか」で出してしまうと、結果として「インターネット広告は全然効果が出ないもの」と結論付けられてしまうことがあるのです。
LP制作はデキタ 広告は自社
以前LP制作を行ったクライアントの話です。
LPを作成し、広告運用はどうするのかという話をしたら、自社で運用するとのことでした。
しばらく自社で広告運用を行って出た言葉が「インターネット広告って効果が上手く出ない。費用対効果が悪すぎる。」というものでした。
確かに分野によってはそのようなこともあるかもしれません。ネット広告は入札制であるため、ライバル他社が高い入札金額を入れていたら、広告掲載順位は落ちてしまいます。結果的にクリックされなくなってしまいます。
ライバルに張り合おうとして金額を上げると、すぐに広告予算を消化してしまったりもします。
しかし弊社から見た感じではありますが、そのクライアントが出稿しているキーワードではそこまで強いライバルはいないと感じていました。
弊社が関与して数字が上がった
そこで弊社が広告運用に関与することになりました。
結果、すぐに効果が出始め、売り上げを伸ばすことになりました。
つまり広告アカウントの設定が非常に重要であるということなのです。
たまたま弊社が関わったから数字が出たものの、場合によってはインターネット広告に嫌悪感を抱いて終わってしまう人もいるだろうと思ったのです。
広告アカウント設定 > LP制作
インターネット広告において「広告アカウント設定」と「LP」は2つで1つです。どちらも大事です。
しかし敢えてどちらが大事かというと「広告アカウント設定」だと思います。
実際、LPには広告画像1枚を貼り付けているだけでも、キーワードによっては売り上げを上げることができます。
「1クリック当たりいくらで広告を出せるか」「ターゲットキーワードでどのくらい表示させられるか、見てもらえるか、クリックしてもらえるか」
この辺りがカギとなってきます。
LP制作だけでなく広告運用までも依頼したほうがよい
このようなことがあるため、LP制作だけではなく広告運用まで運用会社に依頼をしたほうが良いかと思います。
しかし広告運用会社の実力差は大きいため、確かな実力のある会社に依頼する必要があります。
問題は、確かな実力のある広告運用会社がどこなのか?という点ですが、こればかりは依頼してみないと分からないかもしれません。
少なくても弊社は確かな実力のある広告運用を行います。
避けたほうが良いのは、違約金を設定している会社です。1年以内とか3年以内とかで解約した場合には違約金が発生しますと言っている運用会社は、あまり良くないと思います。
実際弊社のクライアントもそのような広告会社と過去に契約しており、違約金として50万円支払ったことがありました。
確かな実力のある広告運用は違約金設定をする必要がありません。なぜなら数字を出し続けるためです。ということで、違約金が設定されていない広告会社を複数試してみるのもよいかもしれません。