基本的に、価値を見出さないと思うものにはお金を払いたくない私ですが(誰でもそうだろうけど)、そんな私は長年「hulu」を契約し続けています。
つまり価値を見出しているということになるわけです。では、huluの良い所と悪い所を紹介していきたいと思います。
良い所
とにかく海外ドラマが面白い
とにかく海外ドラマが面白いです。海外ドラマは人気がないとすぐに打ち切りになってしまいます。逆に人気がある作品はシーズンがずっと続きます。
そのため、hulu内である作品が「シーズン8」とか表示されていると、相当人気のある作品であることが分かります。そして大抵全てのシーズンを見ることができます。
パッと見、あまり興味がなさそうな作品でも長いシーズン続いている作品の場合、1度見てしまったら最後、大抵ハマってしまいます。私がハマってしまった作品は後述します。見て損はありませんよ。
人気順になっているので、どれが面白い作品なのかすぐ分かる
huluにはかなり多くの作品が揃っています。基本的には「テレビ」「映画」と2つのカテゴリに分かれており、その中で更に「ドラマ」「映画」「アニメ」「コメディ」等と言ったように細かくカテゴリ分けされています。
そして「どの作品が面白いのか、そして見て良いのか分からない」という場合には「人気順」という項目を選択すると、面白い作品が表示されます。
この「人気順」には基本的にハズレがありません。
どこでも見ることができる
どこでも見ることができるのは本当に便利です。
私の場合は、基本的には1日中パソコンに向かって作業をしています。ずっと作業をしていると疲れてくるわけです。なので息抜きをするわけですが、そんな時にhuluを利用することが多いです。
仕事のパソコン以外にもiPhone、そしてリビングに置いてあるテレビでも見ることができます。全てに同じIDとパスワードを利用すればログインすることができるわけです。
なので、例えばある作品をデスクトップで見ていたとします。その続きをスマホやテレビで見ることができるのです。ちなみにテレビで見る方は、インターネットを繋げるテレビでないといけません。
私の場合は、作業しているときにはデスクトップのパソコンで見ています。しっかり見ているというよりも流している感じです。その後、寝るときにはスマホで見ています。更に散歩しているとき、ジムに行っているときにもスマホで見ます。
リビングで食事をしているときには、テレビで見ています。
さらに、出張で出かけるときに、新幹線の中で見ていたりもします。ドラマを数話見ているうちに目的地に着いてしまう感じです。
どこで見ても、映像は綺麗だし、音声もクリアです。
日本の最新ドラマもすぐに見ることができる
日本のドラマも、テレビで放送した後すぐにhulu内で配信されることがあります。「掟上今日子の備忘録」や「エンジェルハート」はテレビでは見ていませんでしたが、すべてhuluで見ていました。
子供向け番組も多数
子供向け番組が多数あり、子供も好きな時にプリキュアを見ています。先日までは昔のアニメのど根性ガエルを見ていました。親が子供の頃に流行った作品が多く配信されていて、懐かしさに触れることができます。
「借りるほどじゃないけど、また見てみたかった」
という作品が沢山あります。
悪い所
ハマり過ぎてしまう
悪い所はこの1点です。ハマり過ぎてしまいます。
本当に面白い作品が多く、さらにどんどん新しい作品が追加され、ハマる方は契約しない方が良いかもしれません。
レンタル店で借りるよりもリーズナブル
私の場合、1日で平均5作品(5話)ほど見ていると思います。もしレンタルで借りるとすると、DVD2枚くらいでしょうか。それをほぼ毎日ですので、DVD60枚ほどを1ヵ月で見ていることになります。
安い店舗で借りたとしてDVD1枚が100円だったとしても、6000円分ということになります。
しかしhuluは月額933円です。この金額で何作品でも見ることができます。1ヵ月ずっと流しっぱなしでもこの金額です。
無料お試し期間もあり、自分のライフスタイルに合うかどうか試すことができます。
おススメ作品
ここからは完全に私の趣味になってきます。huluを契約していなかったらきっとレンタル店で手に触れることもなかった作品ばかりです。
人気順で上位にあり、たまたま少し見てみたらハマッてしまった作品ばかりで、それらの作品に出会えてよかったと思うほどの作品たちです。
優劣を付けることができませんが、とりあえず面白かった、そして現在視聴中で面白い作品を紹介していきたいと思います。
24
基本的にはテロが発生し、それを1日で解決していく物語です。
それを24話、つまり1話1時間でリアルタイムで構成され、日本でも話題になりました。
かなりぶっ壊れた捜査官のジャックバウワーがルールを無視して大活躍します。様々な近代テクノロジーを駆使しながらテロに立ち向かっていきます。
クリミナルマインド
FBIの行動分析課(BAU)がプロファイルを使って異常犯罪を解決していきます。異常犯罪を扱っているため、たまにグロいシーンが登場します。
プロファイラーのチームがメインとなる作品となる為、頭でっかちな感じがしそうですが、そんなことはありません。ユーモラスな一面もあり、見やすい作品です。2016年4月現在、huluではシーズン9まで配信しています。アメリカではシーズン11が放送されているそうで、人気番組です。
ウォーキングデッド
かなり私の中で高評価の作品です。アメリカでの配信の直後にhuluでも配信されるほどの人気作品です。現在シーズン6。映画でも人気の「ショーシャンクの空に」の監督でも有名な「フランク・ダラボン」が企画したということで見始めたのですが、展開に魅了されてしましました。
内容としては、アメリカ国内でウォーカーと呼ばれるゾンビが大量発生し、それらと戦いながら、様々な人間模様が展開されていきます。
時折、ショッキングなシーンが出ることがあるので、心臓に弱い人にはおススメできませんが、それ以上に作品としての魅力が勝ってしまいます。
スーパーナチュラル
悪霊や幽霊と戦う兄弟の物語です。シリアスな部分とユーモラスな部分が交じり合う作品です。「具体的に何が面白いの?」と聞かれると困ってしまうのですが、とにかく全てが面白いです。
全体的な話は続いているのですが、基本1話完結型になっていて見やすいのも特徴です。
シンプルに言うと「お化け」対「人間」の話です。兄弟のお兄ちゃんのディーンがイケてます。
ホワイトカラー
天才詐欺師とFBI捜査官の物語です。天才詐欺師がFBIの捜査を手伝い犯人を検挙していきます。
自らが詐欺師であるため、犯人の行動が読めるということなのです。
ただFBIの手伝いをするのではなく、その裏で色々コソコソ動き回るのも面白いです。
ブレイキング・バッド
高校の化学教師が、癌と告知され何を思ったか覚せい剤の製造を始めます。科学の知識がある為、純度の高い覚せい剤を作り出すことができ、その筋の市場で人気が高まります。
覚せい剤という性質上、沢山の悪い人間が絡んできて、数々のトラブルに巻き込まれ?起こし?どうしようもなくなってきます。
アンダーザドーム
スティーブンキング原作の作品でスティーブンスピルバーグが製作総指揮に名を連ねていることもあり、注目しました。
ある日突然、チェスターズミルという町が、透明のドームに覆われてしまいます。外に出ることはできず、中に入ることもできない。
そんな中で繰り広げられる人間模様。
初めのうちは面白かったのですが、シーズンが進んでいくうちに、人間でない生物が登場し、ちょっとがっかりな感じになってきます。他にも私のように思った人が多かったためか、結局シーズン4は制作されないことになりました。アメリカでは話の途中だろうが、「人気のない作品は打ち切り」という厳しい処置が待っています。
そのため、シーズンが続いている作品は注目です。
Dr,HOUSE
シーズン8で完結するこの作品は、診断医のハウス(主人公の名前)の話です。非常に評価の高い医者ではあるのですが、変わり者であり、精神年齢は中学生か?と思わせる言動が目立ちます。半端なく口が悪いのが特徴です。
「患者は嘘を付く」
というのが口癖で、とにかく患者を疑ってかかります。
突拍子もない診断を下し、周りが異議を唱えたとしても、結局彼の診断が正しいという結論に達します。ただし外すこともあり、そういった時にはあまり気にせず、どんどん次へ次へと考えを変えていきます。
何となく見るには良い作品かなと思います。
DOCTOR WHO
1963年からイギリスのBBCで放送されているSF?番組です。
ドクターと呼ばれる、別に医者ではないのですが、宇宙人の話です。宇宙人と言っても人間の姿をしています。ターディスと言う電話ボックス型のタイムマシンに乗り、過去や未来を行き来します。
大抵現代の女性がパートナーとなり、旅に同行します。
ドクターは命の危険にさらされると、別の体に再生することがでます。そのため、シーズンにより、ドクターのキャストが変わります。
個人的にはシーズン2~シーズン4のドクターと、シーズン5~シーズン7のドクターがいい感じかなと思うのですが、シーズン1とシーズン8のドクターはあまり好きになれません。
パーソンオブインタレスト
町中に設置されている監視カメラ(通称マシン)を利用して、犯罪を未然に防いでいきます。
J・J・エイブラムスが製作総指揮で名を連ねているため、やはり面白い作品です。
このマシンというシステムを構築したフィンチと、元CIAの工作員のリースが微妙な関係を保ちつつ、犯罪を抑止していきます。
ホームランド
アメリカ海兵隊のブロディがアルカイダの捕虜となり、8年間拘束される。それを助け出すところから物語は始まります。
CIAの捜査官役に「ロミオ+ジュリエット」で有名な「クレア・デインズ」、その上司役にクリミナルマインドのギデオン役の「マンディ・パティンキン」ということで見始めた作品です。
アメリカ国内のテロリストと戦う話が中心で、8年間拘束されていたはずのブロディがあっちの味方になったり、こっちの味方になったり。アメリカでは英雄扱いされているものの、CIAの一部からはアルカイダのスパイと疑われたり。
このようにまだまだ沢山の面白い作品はあるわけですが、人によって好みが分かれる作品も数多くあります。
途中で飽きた作品
リベンジ
父親が冤罪で投獄され、その娘が復讐をしていく物語です。
途中までは面白く、さらには日本の俳優も出演しており良い感じだったのですが、復讐の対象者であるビクトリアがあまりにもウザすぎて、まるで日本の昼ドラ状態になってしまいました。
MI-5
イギリスの機密諜報部の話です。長く見続ける作品ではないと3話見たあたりで思いました。他に見るものがなければ見てもいいかなという程度です。
SURVIVORS
ウイルス感染から生き残った人たちの話です。ウォーキングデットと内容が被る部分があり、完全に迫力負けしてしまっています。やはり3話ほど見て飽きてしまいました。
案の定と言うべきか、シーズン2の途中で制作が打ち切られたようです。
結論 高いコストパフォーマンス
結論として、私はhuluを契約していて良かったと思います。少し時間が空いた時に前回まで見ていた作品の途中からすぐに見ることができるし、面白い作品にも沢山出会えたからです。
寝るときにもイヤホンを付けながら、誰にも迷惑をかけずに眠くなるまで見ることができます。長い移動中でも楽しむことができ、気づいたら目的地に着いています。運動不足解消のためのウォーキング中も見ることができます。
なにより、新作がどんどん配信されるので、飽きることがありません。それで1ヵ月約1000円で見放題というのは、とても嬉しいサービスです。
色々に多様なサービスがあるようですが、個人的に「hulu」に不満を感じたことはありません。おススメです。