今日、「幕が上がる」を見ました。
映画館で上映しているときから興味はあったけど、「まぁすぐにレンタルで出るからいいや」とスルーしていた作品が、レンタル開始になったので早速借りてきました。
で、この作品に興味があった理由は、「作品の舞台が富士市であるという点」です。
早速作品を見てみたところ、出てますね。富士市や富士宮市が沢山。
普通に見ているだけでも次の場所が確認できました。
- 富士宮北高等学校(母校)
- 堤防(恐らく富士川の東西両方)
- 岳南鉄道
- 富士宮市民文化会館
- イオン
- 吉原駅
- 原田(親水公園付近?)
「ん?見たことあるぞ?どこだ?どのへんだぁ~?」という箇所が他にもありました。
あと、ちょっと怪しいのですが、富士市の中島新道町付近の上からの映像も出ていたかなぁという感じでした。
改めて思ったのは、富士市は山も川も海もありこういった「作品の舞台」には適しているのかもなぁということです。東名のインターがあります。東京から2時間~3時間ほどです。新幹線の駅があります。品川からなら1時間です。撮影のために移動して来やすいことでしょう。これは大きな利点です。
その結果として、今までも様々な作品の舞台となっています。その中で「フィルムコミッション富士」の役割は大きいのかなと思います。
本当に富士市はあらゆる可能性を持っている街だと思います。ただ不満なのは、よくぼやいていますが、「宝の持ち腐れ状態」になっていることが多々あることです。
関係者は頑張っているのかもしれませんが、正直まだまだかなと言った感じです。
「富士山」
世界文化遺産に登録されてから、アピール度が全然足りません。上手く使えば、恐ろしいまでの経済効果をもたらしてくれます。
「岳南鉄道」
色々な撮影では使われているようですし、イベントも行っているとのことですが、もっと鉄道マニアをグチャグチャに集められるだけのアピールを全国に向けてしてもらいたいです。
「フィルムコミッション富士」
忙しいとは思うのですが、公式ホームページを構えているのでしたら、しっかりと更新作業をした方が良いと思います。そうでないと、見ている人に不信感を与えかねません。(2013年で止まっています。)
「富士市役所」
ここには何の期待もしていません。もう何を言っても無駄だと思うので、スルーです・・・。
と、後半部分は「こうあったらいいなぁ~」という期待です。私は関係者ではないので、内情は知りません。外から見ている感じでの個人的な意見です。
富士市や富士宮市に住んでいる方は、一度はこの作品を見てみると良いかと思います。「お!あそこだ、ここだ!」何て感じになるかもしれません。
ちなみに、残念なことに、富士市で主に撮影した作品のはずなのに、ゲオ富士店に行ったら2つしか置いてありませんでした。レンタル中だったので、青葉通り店に行ったら1つしか置いてありませんでした・・・。もっとズラーと並べても富士市の人だったら借りそうなのにと思った次第です。
追記
ちなみに、この作品を見ていて一番驚いたのは、「藤村忠寿さん」が出ていたことです。藤村さんと言えば言わずと知れば北海道の伝説の番組「水曜どうでしょう」のディレクターです。
彼が今や全国区のタレントとなった北海道の星「大泉洋さん」を発掘しました。藤村さんは水曜どうでしょうの番組内では、普通に出演者と絡んでいる(喧嘩している)ちょっと変わったディレクターです。これが番組の面白さを引き立たせている1つの要因ともなっています。
ということで、水曜どうでしょうファンにはちょっと嬉しいシーンもちょっとあります。
さらに追記
さらにちなみになんですが、私は特にももクロファンではないです。そしてストーリーは・・・う~ん・・・富士市に注目しすぎていて、あまり内容が入ってこなかったというか・・・どうなんだろ・・・。
岩井俊二監督の「花とアリス(2004)」みたいな感じの作品にしてもらいたかったかなと言う感想です。(音楽と映像の雰囲気が好き)
この曲が好きです。