今日まで数日間、現役の小学校の先生が弊社に来て研修を行っていました。
研修というのは「10年研」と呼ばれるもので、学校の先生になって10年経つ先生が一般の会社に行き研修を行ってくるというものです。学校の先生としての見聞を広めるといった意味合いを持っているかと思います。
※現役の先生のため、写真は後ろ姿だけにしておきます。
突然の連絡から始まった
事の始まりは2か月前。以前私は学校で働いていたことがあり、その時に一緒の学校に勤めていた先生から連絡をもらった所から始まります。
「10年目研修というものがあるんだけど、研修に行っていいかなぁ?」
来てもらって困ることは全くないし、少しでも役に立てればと思い承諾しました。
ただ1点問題が。私の仕事は基本、パソコンに向かってキーボードをパチパチしているだけです。これでは「10年研」の意味合いとして薄れてしまうかもしれないと思いました。
「世の中にはキーボードパチパチする仕事があるんだな」
くらいにしか思われないかもしれません。
ということで、WEBコンサルティングで関わっている会社の社長に連絡を取ることに。
「今度、うちの会社に学校の先生が研修に来るんだけど、1日そっちのミーティングに参加させてもらったりしても良い?」
すると
「別にいいよ」
と快諾をもらえました。ありがたいことです。
ということで、数日は弊社で作業、1日は一緒に東京出張をすることになりました。
弊社運営サイトを教育のプロが添削
弊社では教育系のサイトを複数運営しています。さらにこれから、教育に携わるサイトを作成しようと考えています。
そのようなことがあるため、お願いした仕事は2つ。
1つはサイトの添削。もう1つはこれから運営しようと思っているサイトへのアドバイスです。
さすが現場の教員。この両方とも見事にこなしてくれました。
時にサイト運営者というものは、運営するサイトに対して客観的になれなくなってしまうことがあります。そのようなとき、外からの意見は客観的でありとても貴重なものです。尚且つその道のプロからの意見ですから特にです。
東京出張 刺激を受けたらしい
先ほどもお話しした通り、1日東京出張を組みました。
弊社の場合は小規模の会社ですが、出張先は弊社とは比べ物にならないほどの大規模な会社です。そこでミーティングに参加し、一般的な会社はどのような感じで仕事をしているのかを見てもらいました。
さらに定時後、代表と食事をし、会社の経営のことや社長の考えなど、いろいろ話をしてもらいました。
帰りの電車で先生に「どうだった?」と感想を聞いたら、良い意味で学校では味わえない経験をさせてもらったと喜んでいたのが印象的でした。
数日後、弊社で研修をしながら彼の言ったこと。「出張に行かせてもらった会社の社長。すごいバリバリ仕事をしているっていう印象だった。本当に良い刺激を受けた。これをどうやって学校で活かしていこうか。それをずっと考えてた。」
話を聞いていると、学校の先生という仕事に少なからず疑問を感じることもあったそうです。ただ今回の研修にくることで刺激を受け、教育の大切さを改めて感じることができたようです。10年研の意味があったということでしょうか。
大学生も研修に来た
ちなみに今回の研修の1週間ほど前、大学生が1日だけ弊社に研修に来ました。
実は、私が大学ではじめて講師をした時に授業を聞いていた生徒で、それがきっかけでアフィリエイトを始めたそうです。聞く話ではすでに成果も出しているとのこと。専門用語を使って話してもきちんと通じるのも素晴らしい。
しかもまだ大学生。将来有望ですね。ただ気になるのは、どういった道を進んでいくのかということです。
アフィリエイトだけでいくのか、その技術を活かして他の道に進むのか、いろいろな選択肢があるかと思います。私の個人的な意見としてはいろいろな経験をしてもらいたいと思っています。
正社員でなくても構わないので、色々な職場を経験するのもよいですし、なによりも多くの人と出会ってもらいたいと思います。もちろん成果を上げているアフィリエイトは続けながら。
それはきっと将来的に役に立つと思うためです。
数年後、独立するのもよいですし、副業としてアフィリエイトを続けていくのもよいですし、それは様々な経験をしたのちに決めればよいと思うのです。
研修先になってみて
研修先として選んでもらったことはとても嬉しいことでした。元々学校で働いていたということもあり、学校のために何かできたというのは良かったと思います。また、弊社のような仕事は少数派であまり知られていないため、少しでも知ってもらう良い機会になったと思います。
どれだけ役に立つことができたのか分かりませんが、私としてはよい経験になりました。