AIで作成した文章はSEOでは弱い 加筆・修正することでパワーアップ

AIで作成した文章はSEOでは弱い 加筆・修正することでパワーアップ 静岡県のWEBマーケティング

AIで作成した文章はSEOでは弱いと考えています。

これは弊社で数多くの記事を作成した結果いえることです。

もしかしたら弊社が使用しているプロンプト(AIへの指示)の精度が低いのかもしれません。

その可能性は否定はできませんが、これまで試行錯誤して作成しているプロンプトをもってしても、正直SEO的にあまり強い記事を作れはしないと思っています。

ただしですが、狙っているキーワードにライバルが少ない状態、もしくはライバルが弱い状態(トレンド・地域名など)であれば、それなりの成果は出ます。

しかしライバルが少ないのにはさまざまな理由が考えられます。端的にいうと「需要がないから」です。

そのため、需要のないキーワードでいくら上位表示したとしても、目的にもよるのですが、あまり意味をなさないのです。

またAIで作成したコンテンツだとしても、加筆や修正を行うことでコンテンツをしっかりしたものにすることは可能だと思います。要するに使い方次第だと思います。

短期的な成果を出すのであればAIの記事もあり

短期的な成果を求めるのであれば、AIが作成した記事を使用してもよいのかもしれません。

しかし中・長期的にサイトを運営していく、成果を出していくということであれば、AIで作成した記事は通用しないと考えています。

そもそもAIで記事を作成することは正直簡単です。でもそれは誰でもできることです。

誰でもすぐに簡単にできることは、これまでの経験上、長く数字を上げることは難しいです。

よいコンテンツといわれ続けている

Googleではよいコンテンツに評価を与えるとされています。

参照 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成

 

これに対して違和感を感じないこともないのですが、弊社の基本的な考え方は同じです。

ユーザーにとって有益な情報を与えられるコンテンツこそ、サイトの評価を高めると考えています。

ただしユーザーによって有益な情報の物差しは異なります。すべてのユーザーを満足させることのできるコンテンツは存在しないと考えています。そこでどの層のユーザーを狙うのかが大事にもなってきます。

サイトの強さも関係してくる

先ほど「違和感」と表現したのですが、サイト自体の強さは検索エンジンからの評価を得るためには大事な指標となります。

同じようなクオリティーのコンテンツを作ったとしても、そのコンテンツをアップする媒体に力があるかないのかによって、検索順位は大きく変わります。

それでいうと、ものすごく強いサイトの中にAIで作成したコンテンツを入れれば、かなり評価されると思います。

となると前提として、ものすごく強いサイトを持っている必要があります。

少し前に話題となった寄生サイト(パラサイトサイト)は、ある意味この手法を使ったものです。

参照 フォルダ・カテゴリに別サイトの問題 パラサイト(寄生)サイトはドメインを貸した側のリスクが大きい

 

長くサイト運営を続けるなら

長くサイト運営を続けるのであれば、有益なコンテンツを掲載していった方がよいと思います。

AIでコンテンツを作成することに慣れてしまい、それ以外の方法でコンテンツを作れなくなってしまうと、そのうち壁にぶつかってしまうと思います。

ただし文章構成をAIに作ってもらうこと自体はよいと思います。

ここまでの話はあくまでも現時点での話です。AIの物凄いスピードで進化しています。AIで作成したコンテンツが高い評価を得るのはもう少し時間がかかるとは思いますが、もう少しまともな文章を作れるようになるのは近い将来だと思っています。

注意!文字を書けばよいというものではない

インターネット上にはAIで文章を作成してサイトを作り、それで利益を得ましょう!・・・といった内容を目にすることがあります。

確かに検索エンジンに評価してもらうためには、素材が必要となります。その素材とはコンテンツです。つまりテキストです。テキストがなければ検索エンジンに評価してもらうための素材がないということになります。

テキストを作るのが苦手だからAIを活用する・・・といった考え方もあることでしょう。その場合、ライターにお願いするといった方法もあるかと思います。

ただし弊社からすると、テキストを作るのが苦手な状態でサイト運営するということは、野球をするのが苦手なのに野球選手になるといっているのと同じだと思います。

ちなみにこれはサイトの規模にもよります。個人がサイトを運営するのであれば、その個人はテキストを作れるようになった方がよいと思います。企業が大規模サイトを運営するのであれば、役割分担となるためあなた自身がテキストを作成できなくてもよいかもしれません。

この記事を書いた人
tomo

サイト制作、SEOに20年以上携わる。その知識や技術を活かしさまざまな企業のWEBマーケティングにコンサルタントとして携わり実績を出している。
WEBマーケティングに関する大学での授業やウェビナーでの登壇、さらには国際学会での発表を行っている。
ホワイトな施策を中心とし、安全に、そして確実にクライアントの数字を上げる施策を心掛け、高い成功実績を残している。

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