インターネットから集客をしたり、売り上げを上げたいと考えている場合、そしてさまざまな施策を行っているのにもかかわらず、なかなか問い合わせ来ない・・ということはないでしょうか。
そのようなときには、意外な落とし穴があったりするものです。
それが「問い合わせフォームの問題」です。
問い合わせの入り口となるフォームが、時として、問い合わせ数を減少させる原因となることがあります。
問い合わせフォームのよくある3つの問題
問い合わせフォーム関連でよくある問題は以下の3つとなります。
- 問い合わせの場所がわからない
- エラーが発生している
- 情報を求めすぎている
結論からいいますと、「誰でも簡単に問い合わせができる状態にすること」が大事となります。
そのため、問い合わせフォームの場所がわかりづらかったり、問い合わせしようとしたのにエラーが発生してしまったり、記入項目が多すぎたりしてしまうと、ユーザーがサイトから離脱してしまう原因となってしまうのです。
問い合わせの場所がわからない
ホームページのデザインを重視するあまり、問い合わせフォームの入り口がわかりづらくなってしまうことがあります。
ホームページを作っている側からすると、「ここに問い合わせの入り口はある」と当然わかるのですが、それは作成者だからです。
エラーが発生している
問い合わせフォームを設置していても、エラーが発生してしまうことがよくあります。
感覚値ではあるのですが、ホームページ20に対し、1つはエラーが発生しています。
そのエラーはさまざまです。
- 問い合わせページがなくなっている
- フォームが消えてしまっている
- 送信ボタンを押しても送信できない
この3つがとくに多いです。
「問い合わせフォームに不具合が発生していることに気づかない 定期的にチェックしたほうがよい」
情報を求めすぎている
問い合わせフォームの入力欄が多いケースがたまに見受けられます。
問い合わせを受ける側としては、相手の詳しい情報をもらった方が、相手のことを把握しやすいといったメリットがあります。
ところがそれは問い合わせを受け取る側の都合であり、問い合わせをする側としてはそれだけ多くの情報を入力しなければならなくなります。
入力する項目が多くなれば多くなるほど、手間が増えることになり、結果として問い合わせ数は減少する可能性につながります。
問い合わせフォームはきっかけ
問い合わせフォームは、送り側と受け取り側をつなぐ1つのきっかけにすぎません。
正直、直接話した方が詳しい情報を聴き取れますし、クロージングしやすいです。
テキストベースでは双方に誤解が生まれることもあります。
もしECサイトで商品購入をするという場合であれば、ある程度記入欄は多くてもよいですし、必然的に多くなることでしょう。
しかしそうではない場合、問い合わせフォームの記入欄は「名前」「連絡先」「備考欄」程度でよいと考えています。
そして電話をして直接話をしたほうがクロージングしやすいのです。
いずれにしても、ユーザーの手間をなるべく減らすことが重要です。
ちょっとしたことでエラーを起こし入力しなおすことになったり、入力項目が多すぎたりすると、ホームページから離脱される可能性が高まります。
大きな機会損失につながるのです。
ユーザーを絞りたければ項目を増やすことも1つの方法
問い合わせ数を増やすことを意識すると、必要のない問い合わせまで獲得することになります。
成果に結びつかないであろう問い合わせに対応をしていると、どんどん時間を浪費してしまいます。
また成果に結びつくであろう問い合わせを逃してしまう可能性も出てきてしまいます。
そのため敢えて入力項目数を増やすといった方法もあります。
本当にそのサービスを利用したい、商品を購入したい、話を聞きたいと思っている人は、多少面倒だったとしても項目を入力します。
そのような人からの問い合わせは成約に結びつきやすくなります。
どんな問い合わせでもよいから少しでも数を獲得したいと思うのか、成約率が高くなるであろう人からの問い合わせのみを獲得したいと思うのかによって、取る施策は変わってくるということです。