何か事業をはじめようと思ったとき、いろいろ用意するものがるでしょう。
事業の形態にもよりますが、主に設備費に費用を使うかと思います。
そして近年では「事業をするならホームページを持つ」ということが当たり前のようになってきたのではないでしょうか。
しかしホームページの目的を何に定めるのか?ということは事業者によってまちまちです。
- とりあえずあればよい。
- 名詞・パンフレット代わりとして。
- ホームページから集客したい。
次にホームページに対する価値も人それぞれです。
- 5万円
- 30万円
- 100万円
- 300万円
1つずつ整理していきましょう。
ホームページは持っていたほうがよい 信頼性の向上につながる
まずホームページですが、もし事業を行うのであれば持っていたほうがよいと思います。
いろいろ理由はあるのですが、「ホームページを持っていることが当たり前の世の中」になってきている点が大きいかと思います。
たとえば会社を調べるとき、多くの人はインターネットで検索します。
それはインターネットで検索することが普通の生活になっているためです。
「分からないこと=インターネットで検索する」
という考えとなってきていると思います。
そんな時に「わからないこと=インターネットで調べる=見つけられない=不安」
となってもおかしくはないでしょうか。
そのようなことをわかっている事業者は、「ホームページはあって当たり前だよね」という考えになるのだと思っています。
参照 ホームページ制作はどこにお願いすればよいですか?何を目的とするかによる
ホームページの制作料金はさまざま
ホームページの価格ですが実はとても難しい問題です。
基本的にホームページの価格というものは制作会社の「工数」によって異なります。
作るのに時間がかかればかかるほど金額が高くなるというものです。
ただしこれって実はおかしいのです。
ホームページ制作レベル1の人間と、レベル99の人間は、制作スピードが異なります。もちろん技術もです。
レベル1の制作者が10時間かかって作成するところを、レベル99の制作者であれば1時間で制作してしまうこともあるのです。
非常に難しい所です。
お願いする制作会社のレベルがどのくらいかを判断する術は正直ないといってもいいでしょう。
よってホームページの価格というのは難しいのです。
たとえば最近弊社であった話です。
「ここの部分を改造したい」
という要望がありました。
ある業者に見積もりを取ったら20万円とのことでした。しかし弊社の場合、5万円で実装することができました。
そういったことがよくある話です。
- もしかしたら見積もりを取った業者が高い金額提示をしてきたのかもしれません。
- もしかしたら見積もりを取った業者の作業スピードと工数を考えたら適正な金額として提示してきたのかもしれません。
つまり「同じものをつくろうとしても、見積もりを取る業者によって金額は大きく変わる」ということです。
参照 格安ホームページ制作の闇 料金が安いのには決定的な理由がある
高い金額=集客できるわけではない
大事なことですが、工数が多い、つまり金額の高いホームページだからたくさん人が集まるわけではありません。
逆にいうと工数が少ない、つまり金額の安いホームページでも人がたくさん集まるページになる可能性はあります。
つまり「ホームページを作ること」と「ホームページに人を集めること」は全く別物なのです。
まずここを最低限押さえておくとよいと思います。
極端な例となりますが、たとえ1000万円かけて作ったホームページだったとしても、その後の集客をしっかり行わなければ誰も見に来てくれません。
逆に自作のホームページでも、その後の集客をしっかり行うことでたくさんのアクセスを集めることができます。
ホームページをなぜ持ちたいのか・・・。
まずその目的を考えてみるとよいでしょう。そして目的によって制作する会社を検討してみるとよいと思います。