言ったことは守ろうよ そんなに難しいこと?

騙す人間にはなりたくない BLOG

先月の話。

「あぁ、こんなことって続くんだなぁ・・・」

というような、自分にとっては嫌なことが連続して起こりました。私の考え方が良いのか悪いのか分かりませんが、その考えに基づき今の仕事を行っており、それを変えるつもりは今後もありません。

少し意味深な文章になってしまいましたが、その考えとは「言ったことは守ろうよ」というものです。

では、概要をお話していきたいと思います。

1.言ったことは守ろうよ

私は個人で事業を行っています。主にはアフィリエイト、そしてホームページ制作。さらにはWEBコンサルティングを行っています。「職業は?」と聞かれることが良くあるのですが、答え方に迷ってしまいます。そのため「IT系?」などと、疑問形で答える曖昧な感じになっています。

個人で事業を行う上でとても重要な事。それは「信頼関係」だと思っています。そのため、私は仕事上で付き合う人はなるべく信頼するようにしています。逆に言うと、信頼できそうもない人間とは深い付き合いをしなかったり、仕事自体することがありません。

また、付き合っていく上で、「この人信頼できないかも・・・」と思い、それが確信に変わるようでしたら、仕事を断るようにしています。

なあなあで仕事をしていくのも収入の事を考えると有りなのかもしれませんが、将来的に大きなトラブルに繋がると思っています。

起業して5年ですが、これまでも何度も裏切られてきました。言い方を変えると「人を信じすぎた」のかもしれません。そのどれもが「言ったことを守らない人たち」の存在が原因となっています。騙すより騙される方が良いと自分では思っています。

2.守れないなら初めから言わなければ良い

私の性格上、守れない約束はしないようにしています。なぜなら、相手に変に期待させるのは良くないことだと思っているためです。その考えが強いためか、自分も守れない約束をされた時、大きな憤りを感じます。その結果、人間関係が疎遠になったり、仕事を断ることに繋がったりもします。

「それってちょっと厳しいのでは?」

そう思われることもあるかと思うのですが、一度約束を守らない人間は、何度も繰り返します。何度も繰り返されると、嫌な思いを繰り返します。嫌な思いまでして、人間関係を続けようとは思いません。

3.今回の事例

今回は複数の事例が起こりました。別に相手を名指しで紹介しても良いのですが、それは自分がされても嫌なので、伏せることにします。

■某インターネットプロバイダの会社の話

例えば、某インターネットプロバイダの会社の話です。

私はインターネットの会社を何度も変更してきました。その理由は「料金が安くなる」ということです。正直今の時代、どの会社を使ったとしても回線速度で不満を抱えることはありません。なので料金が安くなるという話であれば、どんどんプロバイダを変更してしまいます。

今年の初め、某プロバイダの営業が訪れました。現在使用しているプロバイダ料金よりも安くなるとのことです。また、携帯電話の価格も安くなるとのことです。結果としては安くなりました。この点は問題ありません。

問題はこの後です。

営業:「3か月間は無料サービス期間です。現在契約しているプロバイダを解約するためには、あなた本人が電話して解約してもらわなければなりません。」

このように営業に言われました。ただ、それは面倒だというような話をしたら、

営業:「無料期間が終わる前に私が解約手続きを行います。あなたは何もしなくても結構です。」

ということで、話は決着しました。

その後、回線工事を経て、新しいプロバイダでインターネットをするようになりました。

しかし、数ヶ月経って気づいたのですが、以前契約していたプロバイダと現在のプロバイダの両方から引き落としされているではありませんか。おかしいと思った奥さんが、新しいプロバイダの営業に連絡をしました。

奥さん:「無料期間が3ヶ月付いているって話でしたが、その間、前に契約していたプロバイダから引き落としされています。解約してくれたのではなかったのですか?これでは無料期間の意味がありませんよね?3ヶ月分の保証はしてくれるのですか?」

というような話をしたところ営業は、

営業:「保証はしかねます。」

の1点張り。いやいや、あなたが解約してくれていれば、払う必要のなかったお金をなぜ支払わなければならないんだということになります。話が通じないようなので、私が代わりに営業に電話をしました。

:「保証ができないのはおかしいでしょ?どちらのミスか考えてみてください。保証ができないという判断は誰の判断ですか?明日、上司を連れてきてください。」

と、電話ではラチが明かないので、翌日、家に来るように言いました。

■家にやってきた営業 話が通じない

次の日、約束の時間に営業は来ました。電話でも話した内容を話しましたが、やはり保証はしかねるということでした。そこで驚きの言葉を食らいました。

営業:「私が解約をしなかったのは確かにミスです。ただ、解約するためにはこちらに伺わなければいけません。こちらに伺い、こちらに設置してある固定電話から解約するのです。私がこちらに来なくておかしいとは思いませんでしたか?」

(心の中):「はぁ?そんなこと知るか!」

冷静に話をしていましたが、心の中では「こいつア〇か?」と言う思いがこみ上げ、失笑に繋がりました。そして続けてこういわれました。

営業:「私は解約の電話をこちらに伺ってしようと思っていたので、こちらにお電話しましたよ!」

電話を掛けた?全く記憶にない。夫婦揃ってそんな記憶はない。

営業:「ただ電話に出ませんでしたけどね。」

(心の中):「はぁ?こいつ本物のア〇だ!」

流石に失笑ではなく笑ってしまいました。すると奥さんがたまらず、

奥さん:「それって電話を掛けたことになるのですか?相手に伝えてなかったら電話をしていないのと同じではないのですか?」

はい、奥さん。全くの正論。俺もそう思う。

で、こんな訳の分からない会話が続き、とうとう面倒になった私は、2択の質問にしました。

:「無料期間の3ヶ月。あなたが解約するのを忘れ、払う必要のなかった以前契約していたプロバイダの料金を保証し、その後も御社のサービスを利用するのと、保証はしなくても良いから、今すぐ御社のサービスを解約するのと、あなたはどちらを選びますか?」

たった3ヶ月分の料金を保証するだけで、この先も続けて利用すると言っているのです。利益面から考えると、その方が断然相手にとっては得な話です。と思って投げかけた質問だったのですが、私の想像とは違う言葉が返ってきました。

営業:「では仕方ありませんね。解約の手続きを行います。」

(心の中):「マジだ、俺はマジ物のア〇を目の前にしている。損得考えられないのか?」

まだまだ続くのですが、こんな感じの話がありました。初めに「3ヶ月は無料で、解約をする。面倒なことは一切ないから契約してくれ」との話を信じたわけです。まぁ、営業の言葉を信じる方が馬鹿なのかもしれませんが、「言ったことくらい守れよ」という思いです。

まぁ、この会社は静岡県の東部では結構有名なT〇K〇Iなんですけどね。

4.アフィリエイトにもっと比重を傾けようかと・・・

とまぁ、こんな感じの話がありました。この話以外にもいくつか「え?言ったことも守らないの?」というような話がありました。

自分としては自分がやられたり、言われたりして嫌だと思うことは相手にしようとは思いません。こんなこと小学校で教わる内容です。人を傷つけてまで商売を成功させたいとも思いません。

そう考えると、アフィリエイトを仕事にしていることは私にとっては向いているのかもしれません。ホームページ制作やWEBコンサルティングを行うと、どうしても相手がいることですので、同じようなことがこれからも起こる可能性があります。

ある意味我儘な考え方かもしれませんが、自分の意見を曲げてまで外部のサービスや仕事を受けたりはしたくありません。今後、外部の仕事を受けることもあるとは思うのですが、もっとシビアに接していった方が良いのかもしれないと感じました。

この記事を書いた人
tomo

サイト制作、SEOに20年以上携わる。その知識や技術を活かしさまざまな企業のWEBマーケティングにコンサルタントとして携わり実績を出している。
WEBマーケティングに関する大学での授業やウェビナーでの登壇、さらには国際学会での発表を行っている。
ホワイトな施策を中心とし、安全に、そして確実にクライアントの数字を上げる施策を心掛け、高い成功実績を残している。

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