富士の家庭に外国人旅行者を受け入れちゃえば?

週1日だけ塾の講師をしています。そこでは主に「数学」「英語」を教えているわけですが、知識を身に付ける一番の方法は「やる気」だと思います。「どのくらいやる気になり、必要性を感じるか」ということが大事なわけです。

やる気さえ出せば勝手に勉強し始めるわけですからね。

そこで、「どうしたらやる気が出るのだろう・・・?」という所に行きつくわけです。これは子供一人ひとり違うわけなので、「この子供はどうしたらやる気が出るのか?」というのを観察し、適切な対処を取っていかなければならないのです。

そして、今回は「英語」の話です。今では小学校から学校で英語学習が始まっているわけですが、それでも苦手な子供は沢山います。まぁ小学校の英語と中学・高校の受験英語は全く別物と言うのもあるのですが・・・。

「どうしたら英語に興味を持つのか?」という所が大事なのですが、1つの方法として「外国人と触れあうこと」だと私は思います。私がそうだったのですが、目の前の外国人と話がしたいがために、単語や文法を覚えるわけです。何か単語や文法を覚えると試したくなるんですよね。本当に伝わるか。

で、現在の日本教育では、そういった場が少ないんですよね。英会話教室という環境に身を置けば外国人と触れあえるのですが、全員がそういった環境を得られるわけではありません。

やっとここから本題

前置きが長くなりました。ここからが本題です。

先日、同級生と話をしていた時に面白い話を聞きました。

「外国人、俺の家に泊まってくれないかな。子供達にも良い刺激になると思うんだよな。」

これは良いアイディアだなと思いました。私の同級生のように外国人を受け入れたいと思っている人が少なからずいるわけです。

最近、多くの観光客が日本にやってきています。なぜ彼らは日本にやってくるのか?日本の雰囲気や文化を触れたり感じたりしたいと考えているわけです。

東京や京都には行くことができます。富士山も見ることはできます。でも、「日本の家庭には触れることができているのか?」というと、なかなかそうはいかないと思います。なぜなら多くの場合、ホテルや旅館といった宿泊施設に泊まるわけですからね。

日本の文化に興味のある外国人は、日本の一般家庭での宿泊に興味を持つと思うのです。

つまり、「日本の一般家庭で外国人旅行客を向かい入れれば良いのでは?」と思うわけです。そうすればその家庭の日本人の子供は外国人に触れあうことができます。自分の知っている英語を駆使し、コミュニケーションをはかろうと考えると思います。

「日本の文化に触れたい外国人」「英語に興味を持ちたい子供」の利害関係は一致するわけです。親からしてみても子供への良い影響をだと考える方も多いと思います。そして、外国人の宿泊費ですが、「食事代のみ」もしくは「無料」でも受け入れてくれる日本の家庭はあると思います。

このように、外国人旅行客は「日本の文化に直接触れることができ、安い、もしくは無料で宿泊することができる」し、日本の子供からしてみたら「英語に興味を持ち英語の勉強を頑張るようになる」と思うのです。

私の実家でも過去、何名かの外国人が滞在していたことがありました。辞書を片手に必死になって会話をしようとするわけです。別にそれは苦ではなく、良い刺激であり、それだけでも英語力がアップしました。

システムはシンプル

このように、アイディアはこんな感じですが、実際どうやって実現させるのかということですが、正直システムはシンプルです。

まず1つ中間媒体を作成します。ホームページで良いかと思います。そこに「外国人を受け入れたい日本の家庭」が登録します。

ある程度の数集まったら今度は、「日本の家庭に宿泊したい外国人」を募集します。

「外国人を受け入れたい家族」は受け入れ希望を選択できるようにします。「1人旅行者限定」とか「女性限定」とか、「何歳以下・以上限定」とか。

外国人の条件としては今回の趣旨から考えると「英語スピーカー限定」の方が良いかなと思います。

勿論問題はある

こういった取り組みをしているところがあるのかは知りませんが、良い方法だとは思うのです。もしこれを富士市で始めれば、多くの外国人が来ることになり、経済効果は高まりますからね。富士市の中学生や高校生の英語レベルも格段に上がることでしょう。

ただ、勿論問題もあります。こういった取り組みを行えば、間違いなく多くの外国人は来ることでしょう。安い金額、もしくは無料で宿泊できるわけですからね。でも、ホテル業者、旅館業者は良い顔をしないことでしょう。

また、治安の問題もあります。外国人に限ったことではないのですが、知らない人を自分の家に泊めるわけですから、何かしらのトラブルが起こる可能性はゼロではありません。

また、このような取り組みをする場合には、中間媒体が必要となってくることでしょう。これは民間企業だと利益を上げなければならないので、今回の趣旨からずれてしまいます。なので、公共団体が動いてくれると良いかなと思いますが、腰を上げるかどうか・・・と言った感じです。

利益は別として面白くはなる

ここまでの話はあくまでもアイディアです。利益を出そうと思えば出せるシステムだと思います。ただ利益を考えず、こういったシステムを例えば富士市が導入してくれれば、間違いなく面白くはなると思います。

最後に私は知りませんが、もしかしたらこういった取り組みをしている所があるかもしれません。もしかしたら富士市自体がこういった取り組みをしているかもしれません。もしそうでしたら、この話は私のただの独り言だと思ってください。

後、思いつくままに文章を書いたので、まとまりがないかもしれません。ただ言いたいことは分かるかなと思います。分かりにくかったらすみません。

この記事を書いた人
tomo

サイト制作、SEOに20年以上携わる。その知識や技術を活かしさまざまな企業のWEBマーケティングにコンサルタントとして携わり実績を出している。
WEBマーケティングに関する大学での授業やウェビナーでの登壇、さらには国際学会での発表を行っている。
ホワイトな施策を中心とし、安全に、そして確実にクライアントの数字を上げる施策を心掛け、高い成功実績を残している。

tomoをフォローする
BLOG
シェアする
タイトルとURLをコピーしました