勘違いされやすい3つのホームページあるあるを紹介したいと思います。
ホームページに関する、結構勘違いされやすいこととして以下のものがあります。
- ホームページを作ったら人に見てもらえる
- 沢山ホームページを閲覧したら順位が上がる
- ホームページは作ったら終わり
あまり細かい説明をしていくと内容があまりにも難しくなると思うので、簡単な部分だけを説明していきます。
1.ホームページを作ったら人に見てもらえる
ホームページを作っただけで人に見てもらえるかというと、結構きついと思います。
- ホームページの存在を知らせる場所を持っている。
- 誰かにホームページの存在を紹介してもらう。
- 会社名やサービス名が他にはなく唯一のもの。
- 誰も使用していない言葉をホームページ内で使用しており、その言葉を調べる人がいる。
これらに該当すればホームページを作っただけでも見てくれる人はいるかもしれません。「サイトを作ったからモノが売れる?ヒトが見に来てくれる?それは大きな間違い」でもお話ししましたが、ホームページというものは作っただけでは「山奥に家を建てたのと同じ」です。
誰もその家の住所を知りません。行き方も知りません。ましてその家へ続く道もないのです。
そこで誰かにホームページの存在を知らせたとします。その人がさらに他の人へホームページのことを教え、それが繰り返し続いていけば、少しずつ閲覧者は増えていくことでしょう。つまり口コミです。そこで問題は、「そのホームページで扱っている内容は口コミで広がりそうか?」ということです。
あと誰もが使用していない言葉を使用している場合、たとえば会社名やサービス名が他にはなく唯一のものであったり、この世の誰もが使用していない言葉をホームページ内で使用しており、それらの言葉を調べる人がいれば見つけてもらえるかもしれません。
どういうことかというと、たとえば以下の文字列で検索窓で調べてみました。
「adkfjasdlfkjasdfkjas;lf」
この文字列は適当に打ちました。
これだと「一致する情報は見つかりません」と出てきます。この言葉をホームページ内で使用している人がいない、もしくは検索エンジンがこの文字列を使用しているホームページを認識していないということです。
次に少し文字数を削って調べてみました。
「adkfjasd」
ここで「5380件」の検索結果が表示されました。この段階でそれだけの数のライバルが出現したということになります。この530が分母の母数となります。その中のTOP10に入らなければ、ほとんど見られないホームページとなります。
2.沢山ホームページを閲覧したら順位が上がる
良く勘違いされやすいことですが、沢山ホームページを見ても順位は上がりません。
そもそもですが、「何というキーワードで順位を上げたいのでしょうか?」
たとえばある会社がホームページを作成したとします。その会社名で順位を上げること自体はあまり難しくありません。ただし同じ会社名の会社が数多くあり、それらの会社がホームページを持っている場合。順位を上げるのは大変になってきます。
ではその会社のスタッフで何度も会社のホームページにアクセスしたとしましょう。これで順位が上がるかというと、ほとんど検索順位に影響はありません。
「いや、調べると出てくるよ」
という話を聞くこともあるのですが、それ落とし穴があって、同じパソコンや端末から同じキーワードで自分のホームページを検索し続けている場合、そのページが検索結果で上位表示しやすくなります。
わかりやすく言うと、誰かのパソコンや端末で同じように検索してみてください。もしくはシークレットモードという機能で調べてください。それでも同じ検索結果であれば、順位が上がっているということです。
しかしそうではない場合。ただあなたのパソコンや端末がキャッシュしているだけです。つまり覚えているだけです。
そもそも沢山ホームページを閲覧するだけで順位が上がるのであれば、ツールか何かを利用して順位を上げることができてしまうということです。それはある意味簡単すぎるのです。
3.ホームページは作ったら終わり
ホームページは作ったら終わり・・・と考える人はいますが、これはホームページをどのように利用したいのかということです。
「とりあえず持っていればよい。」というのであれば、それでよいと思います。
「誰かに見られたい」「そこでサービスを広めたり、モノを販売したい」と考えているのであれば、「ホームページを作ったら人に見てもらえる」でもお話ししたように、作って終わりでは効果は出ません。
ホームページは生き物です。レベルが存在します。レベルアップしなければなりません。
そしてライバルが数多く存在します。それらライバルよりも強い存在にならなければ、検索順位でライバルよりも目立つ位置に表示されることはありません。
4.まとめ
ここまでたまに聞かれるホームページあるあるについてお話してきました。
本当はもっと詳細な話となります。ただ言えることは、「インターネットの世界で成功しているホームページは、何かしらの行動を行い続けている」ということです。