いつもは長々と文章を書くのですが、今回は短めに。
サイト(ホームページ)を作ったら、モノが売れたり、ヒトが見に来てくれたりすると思っている人は意外と多いようです。
実際にはかなり難しいのではないでしょうか?
なぜうまくいかないのか?
そう思った経験を持つ人もいることでしょう。
モノを売ったり、ヒトに見てもらうためには、それなりの努力をしなければならないのです。
1.サイトは作って終わりではない 運用が必要
いろいろな例え方をするのですが、作ったばかりのサイトというのは山奥にポツンと家を建てたような状態です。※ちなみに生まれたての赤ちゃんと例えることもあります。
誰もその家の住所を知りません。行き方も知りません。ましてその家へ続く道もないのです。
これがサイトを作ったばかりの状態といえます。
そのためどんなに良いデザインのサイトであっても、良いモノを売っているサイトだったとしても、誰にも見つけられることはないわけです。よってアクセス数がゼロというのも珍しくはありません。
この状態から、モノが売れるサイト、ヒトが見に来てくれるサイトにするために、施策を行っていくわけです。
まず検索エンジンに住所(ドメイン)を知らせます。そして道(リンク)を作ります(つなげます)。
影響力のある人(インフルエンサー)に紹介してもらうという方法もあるでしょう。
サイトの更新作業も行います。検索エンジンに対し「私はこのサイトを育てているのです。手を入れています。」とアピールをしていくのです。
このような地道な作業が実を結び、大きなアクセスを呼び込み、モノが売れたりするわけです。
これらはあくまでも一例です。
2.ライバルサイトはなぜ集客できているのか
たとえばライバルの会社がサイトで集客し売上を上げていたとします。
ライバルに追いつくために、サイトを作成したとしましょう。
同じようにサイトを持ったわけなので、ライバルと同じように集客でき、売り上げを上げることができるでしょうか。
この段階では非常に難しいでしょう。
- ライバルのページ数はどのくらいですか?
- ライバルの被リンク数はどのくらいですか?
- ライバルサイトはどのようなサイトから被リンクを受けていますか?
- ライバルサイトのコンテンツの質はどのくらいですか?
- ライバルサイトよりもサイトの使い勝手は良いですか?
などなど、チェックする項目は数多くあります。
一般論で言いますが、ライバルに追いつく、もしくは勝つためには、ライバルと同等、もしくはそれ以上の検索エンジンからの評価を得る必要があります。
それが先ほど挙げた項目にもある「ページ数」であったり、「コンテンツの質」であったり、「更新頻度」であったりとなるわけです。
3.労力?お金?両方?
私がコンサルティングを行う際に聞くことがあります。
「労力をかけますか?お金をかけますか?その両方をかけますか?」
もしライバルがいる分野でライバルに真正面から戦いを挑むのであれば、「労力とお金」は必要となることでしょう。
もしライバルが労力もお金もかけている状態だとしたら。ライバルよりも強いアピールポイントを見つけ出すか、2番手に甘んじるか、変化球で攻めるかなど戦い方を変えていきます。
といった感じに、間違ってもサイトを作成しただけで数字が上がるほど甘くはないです。
WEBで数字を上げている会社は、それなりの努力を行っています。それが「労力」かもしれません。「お金」をかけているのかもしれません。もしくは「両方」をかけているのかもしれません。