SEOにはさまざまな方法があります。
長くSEOに携わっていますが、自分でも気づかない方法はまだまだあります。
今回「なるほど」と思った方法を知りました。
「自サイトよりも弱いライバルサイトの、上位表示しているキーワードで上位表示を狙う」といった方法です。
自サイトよりも強いライバルサイトを分析し、上位表示を狙うのが一般的です。
しかし今回はその逆ということになります。
弊社ではまだ試してはいませんが、試してみる価値はあると考えました。ただこの方法に疑問点もあります。
弱いライバルサイトを分析
今回の方法は以下となります。
②抽出したキーワードで検索をし、自分のサイトよりも下に表示されているライバルサイトをメモ。
③ライバルサイトが上位表示しているキーワードをチェック。その中で自サイトが表示されていないキーワードをメモ。
④それを狙ったコンテンツ制作。コンテンツ内容は上位表示サイトよりもしっかりと。
これはラッコツールズで紹介している方法です。
恐らくなのですが、考え方としては以下のような感じだと思われます。
②自サイトよりも弱いのにキーワードによっては上位表示しているライバルサイトがある。
③自サイトよりも弱いということは、ライバルサイトが上位表示しているキーワードを狙えば、それよりも上位表示するのでは?
面白い考え方ではあると思います。一理あるかと思いました。
もちろん突っ込みどころはあります。
総合的なサイトの判断の視点ではない
今回の方法は総合的なサイト判断ではないと思いました。
まず「AAAAA」というキーワードで自サイトの方がライバルサイトより上位にあったとします。
しかし「BBBBB」というキーワードでは、ライバルサイトの方が上位にあったとします。
つまり「AAAAA」というキーワードでは自サイトはライバルサイトに勝っていて、「BBBBB」というキーワードではライバルサイトに負けているわけです。
この段階で自サイトとライバルサイトのどちらが総合的に評価が上なのかは判断できないのです。
ただし考え方としては面白いと思ったため、試してみる価値はあると考えました。
ライバル分析が大切
今回の方法は「ライバルサイトが集めているキーワードをそれよりも高品質なコンテンツを作成することで抜かす」という意味合いになるかと思います。
ライバルサイトがどんなキーワードで上位表示できているのか、集客できているのかを知ることは重要なことです。
これまでは自サイトよりも上位表示しているライバルサイトの分析に重きを置いていました。
しかし逆に弱いサイトを分析するという視点は新しいと思った次第です。