WEBコンサルタントの仕事内容とは

WEBコンサルタントの仕事内容とは 静岡県のWEBコンサルティング

アフィリエイトで得た知識や経験を元に、WEBコンサルタントとして活動してますが、どのような仕事をしているのか想像できない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「WEBコンサルタントの仕事内容」をお話したいと思います。

予めお話しておきますが、コンサルタントによってその実力は異なりますし、仕事内容も幅も異なると思います。あくまでも「私の場合」です。

1.WEBコンサルタントの仕事内容とは

WEBコンサルタントの仕事は非常に多岐に渡ります。「なんでも屋」と思うことすらあります。

基本コンサルタントと言うのは、専門知識を持ち、クライアントの利益を上げるために活動するものだと思っています。「WEBコンサルタント」と言うくらいですから、インターネット関連の知識、そして経験が必要であることは言うまでもありません。

私の場合は、アフィリエイトで成果を出していたため、その経験を活かし、いかに検索順位を上げるか、そして、いかに売り上げを上げるのかと言うことをメイン業務としてきました。そこで必要となってくるのが、「ホームページ制作」「SEO」の技術でした。

 

ホームページ制作の技術があって良かった

アフィリエイトを行う上で沢山のホームページを作成して来ました。そのため、ある程度のレベルのホームページは作れる技術を持っていました。

インターネット上で売り上げを上げる方法として一番良く使われるのは、「自社ホームページ」を運営することでしょう。それに対してコンサルティングを行い、様々な対策を行うことで、売上や露出頻度は向上します。

いずれにしても、ホームページをいじる(ソースをいじる)ことができないと、コンサルティング業務はスピーディーに行えません。

以前こんな会社がありました。

WEBコンサルティングの仕事をしている会社で、ホームページ制作作業は外部の会社に発注していました。WEBコンサルタントとクライアントが打ち合わせをし、その後、ホームページ修正を行うことになりました。WEBコンサルタントは既定の外部会社へ修正作業を依頼をしました。結果、修正されたのは2か月後でした。時間がかかり過ぎですね。

これは実話ですが、ちょっと極端な例かもしれません。ホームページ制作業務を外部に発注していたからこそ時間がかかったのだと思います。

インターネットで商売をする時に重要なこととして「スピード」があると思っています。ホームページに訪れたユーザーを解析しながら、何度もテストを行っていきます。テストの中で一番数字の良かった形を採用します。一度作って終わりと言うことはないのです。

なので、クライアントからの依頼にすぐに答えられるよう、「コンサルタント自身がホームページをいじれた方が良い」と思います。

※ちなみにこの修正作業と言うのは、若干文章を修正する程度でした。同じような修正をお願いされることはありますが、通常10秒で完了する話です。

 

SEOはリスクは低く、効果的に

希望するキーワードで検索結果を上げる技術をSEOと言うわけですが、その方法は多岐に渡ります。

その手法は「ホワイト」「ブラック」と分類されることがあります。どんな手法を行ったとしてもリスクがないわけではありませんが、ブラックな手法に近づけば近づくほど、検索エンジンからペナルティを食らいやすいものです。ペナルティを食らってしまうと、大きく検索順位が下降し、全くユーザーが訪れないホームページとなってしまいます。

前提として、クライアントからしてみると、「ホワイトだろうがブラックだろうが、そんなものはどちらでも構わない」のです。ホームページで効果を出せれば良いのです。

WEBコンサルタントの中には、効果を出すのを焦るあまり、ブラックな手法を推奨する、もしくは行う人もいます。クライアントに十分説明をし、許可を得ていれば良いとは思いますが、私はブラックな手法はなるべく使わないようにしています。使ったとしても、十分リカバリーできる程度に抑えます。

つまり「ホワイト」な手法でクライアントの利益を出そうと考えます。ホワイトな手法の場合、効果が出るまでに時間がかかることが多いのですが、着実に成長してくれ、更にはペナルティを食らいにくいと言った特徴があります。

クライアントのホームページは会社の看板となるものです。名刺やパンフレットにドメインを記載している人もいます。もしくは「○○で検索」といった宣伝をする会社もあるでしょう。もし名刺に「○○で検索」と記載しているのに、検索エンジンにペナルティを食らってしまい、そのキーワードで検索しても会社のホームページが表示されなかったら、検索上位表示しているライバル会社に見込み客を流してしまうのと同じですよね。

また、お金を出して検索順位をせっかく上げたのに、ペナルティで順位が下降したら、クライアントはどう思うでしょうか。気持ちの良いものではありませんよね。

なので、ブラックな手法は効果が出やすい反面リスクも高いと考えているため、リスクをなるべく少なくしたホワイトな手法を私は取るようにしているのです。

 

2.どれだけ満足させられるか

どんなコンサルタントも同じだと思いますが、コンサルタントという仕事はクライアントに満足を与える必要があります。クライアントはお金を支払うわけですから当然ですよね。

但し、クライアントの満足がどこにあるのかは、そのクライアントによって異なるものです。

売り上げを重視する人のいますし、アクセス数を重視する人もいます。お願いした仕事をどんどん行ってくれると言ったスピードを重視する人もいますし、インターネットの知識を教えてもらいたいという人もいます。需要は様々なのです。

その需要を満たすことが出来なければ、そのクライアントに対してコンサルタントの存在価値はなくなります。つまり契約は解除となるわけです。

私の場合は大手企業ではありませんので、最低限「スピードを重視する」ようにしています。そのため、クライアントから電話があり、修正をお願いされた時にも、そのまま電話で全く違う話をしながら、「さっきの件、話しながら修正しました。」と言ったことも良くします。あ、もちろん話はしっかり聞いていますw。

仕事のメールも携帯で受信できるように設定し、逐一チェックするようにしています。携帯からサイトを修正することもあります。特に休みもありません。余程の事がない限り、お願いされた日に対応を行います。

このくらいのことは当たり前と思ってしているわけですが、そうではないコンサルタントもいます。聞いた話では、クライアントに対し、常に高圧的であり、言っていることも二転三転してしまうそうなのです。契約を打ち切れば良いと思うのですが、色々な繋がりがあるようです。世の中難しいですね。

 

3.クライアントとの共同作業

WEBコンサルティングのみならず、コンサルティング業務を行う際には、一人で勝手に行うことは出来ないと思っています。必ずクライアントと一緒に相談をしながら行うべきだと思います。それが例え、今まで同じ業種でコンサルティングを行った経験があったとしても、一緒に作業をするべきだと思います。

WEBマーケティングはクライアントとの二人三脚でもお話しましたが、インターネットで売り上げの上げ方、検索順位の上げ方は分かっても、クライアントの業務のことはほとんど分かっていません。その状態でコンサルティングを行うことはできるものではありません。

なので、まずはクライアントの会社の社員にアンケートを取ったり、話を聞いたりし、「強み」を見つけることに専念します。これもクライアントの協力なしには出来ないことです。また、ライバルとなる会社を教えてもらったり、ライバルのホームページのチェックを一緒に行ったりもします。

特に目立った作業を行う際には事前に「○○をしようと思っています。△△と言った効果があると考えています。」と説明をし、作業を行います。

このように共同作業を行うことで、信頼関係も生まれますし、更にはクライアント自体、ホームページに強い愛着を持ってくれるようになります。これは非常に重要なことです。

 

4.WEBコンサルタントとして活動したいと思うなら

もし、これを読んでいる方がWEBコンサルタントとして活動したいと考えているのであれば、次の事に特に注意しておいた方が良いと思います。

  • WEBマーケティングの幅広い知識
  • 実績
  • コミュニケーション力

WEBマーケティングの幅広い知識と技術

1つの分野を深く追求することも大事だとは思うのですが、WEBに関しては、なるべく何でも答えられるようにしておいた方が良いでしょう。

実績

数字は大きな説得材料になります。過去の自分の実績と、それを裏付けられるデータがないと、説明するときにウワベだけになってしまいます。

コミュニケーション力

コミュニケーション力は絶対に必要です。高圧的になり偉そうにする勘違いしたコンサルタントもいますが、長く関係を続けて行こうと考えるのであれば、クライアントとの接し方を考えながら行動や発言を行った方が良いでしょう。

ここまでの内容は、あくまでも私の場合です。私がコンサルティング業で成功しているのかどうかと言う自己判断は難しい所ですが、何年も継続してコンサルティング契約を結んでくれている会社があるのは事実です。

以前こんなことを言われたことがあります。

「WEBコンサルタントやりたいんだけど、儲かる?」

答えは「YES」でもあり「NO」でもあります。「儲けたい」と考えるのであれば、絶対的に実績は必要になります。初めから大金を払ってくれるクライアントは見つかりません。もし見つけたとしても、実績を出すことが出来なければ、契約解除となりますし、悪い噂として広まる可能性もあります。

「コンサルタント業で成功したい」と思うのであれば、まずはお金目的ではなく、「実績を積むこと」が大切だと思います。

4.記事を書いて4年たって思うこと

この記事を書いてから丸4年が経ちました。

4年たった今でもWEBコンサルティングは行っています。さらにありがたいことに、クライアントの数も増えてきました。事業スタイルとしてあまり多くのクライアントを抱えることはできないのですが、この方法に弊社としては満足しています。そしてこの4年の間で法人にもなることができました。

ではこの4年間でどのように考え方が変わったのか?ということですが、基本的には変わってはいません。

インターネットの世界の流れはとても速いです。さまざまな手法が生まれては消えていきます。それらの情報を常に収集し続けるのもWEBコンサルタントとして活動するためには必要なことだと思っています。情報収集はある側面から見ると大変なことかもしれませんが、習慣化してしまえば大したことはありません。

また、基本的な部分は変わってはいません。

基本的なことをしっかりと身に着け、自分のサイトをいくつも運営する中から良いものをクライアントに提供し続ければ良いと思います。

そして何よりもコミュニケーション。相手とどれだけ近い距離で話をできるかが肝心だと思います。

自分のサイトを運営しておらず、本やネットだけで勉強しWEBコンサルティングを行うのは避けた方が良いと思います。多くの失敗をし、「〇〇だから良い。▲▲だからダメ。」と理論立てて説明することができなければ、長くクライアントと付き合えないと思いますし、私はそのスタイルで続けています。

結果として、スポット的なコンサルティングはほとんどなく、年単位で長期的に携わらせてもらっているケースがほとんどです。

4年たった今、過去の自分の記事を読み返すことは、自分のスタイルを見直す良い機会でした。また数年後、近況が報告できるよう、コンサルティング業務が続けられていくように努力したいと思います。

※写真撮影場所:八反田踏切

 

タイトルとURLをコピーしました