消えたホームページの復活は手間がかかる作業になる可能性が

吉原第二中学校 北側からの夕日 静岡県富士市のホームページ制作

「ホームページが意図せずに消えてしまった。何とかしてほしい。」

このような問い合わせをいただくことがあります。どうやら「ホームページ 消えてしまった」というキーワードで弊社サイトの記事が上位表示しているためのようです。

ホームページが消えてしまった!いえいえ何とかなるかもしれません

消えてしまったホームページを復活させられるかどうかは正直やってみないと分かりません。

完全に復活することもできるかもしれませんし、内容は同じでも見た目が多少なりとも変わってしまうこともあります。これは「元々どういった作りをしていたのか?」によるところが大きいです。

ファイルがある場合

例えば一昔前のような作りのホームページの場合。要するにホームページビルダーのようなソフトでページ1つ1つを作っており、それぞれのファイルが手元にある場合。これは簡単に復活させることができます。

しかしその場合でも問題があります。以前のドメインを持っているかどうかです。

よく聞くのは「ドメインは同じものを使いたい」というものです。しかしドメインというのはレンタルするものであり、有効期限が切れておりさらに誰かに取られてしまっていたら、そのドメインを使うことはできません。

厳密にいうと、現在のドメイン保持者に連絡を取り譲渡の交渉をすれば手元に戻ってくる可能性もあるのですが、実際この作業はなかなか手間がかかるものです。

CMSのバックアップがある場合

例えばWPなどのCMSの場合ですが、バックアップがあればそのファイルを利用することで元の状態に戻すことができます。

プラグインでバックアップを取っている人もいますし、サーバーでバックアップを取っている人もいます。

しかしこのバックアップがない場合には、やはり復元させるのはかなりの手間となります。

例えばですが、WPにはテンプレートがあります。消えてしまったサイトが無料のテンプレートを使っており、今でも手に入ることができるのであれば、形を元に戻すことが可能です。しかしそうではない場合。例えば有料のテンプレートを使っていた場合には、買ったときの情報を探す必要があります。もし情報が見つからなかったらテンプレートを再度購入する必要があります。

何のバックアップもない場合

何のバックアップもない場合には「Way Back Machine」や検索エンジンのキャッシュを利用してコンテンツを持ってくることは可能です。しかし1ページ1ページ持ってこなければならないため、かなりの作業量になります。

つまりホームページを復活させるのはかなりの手間がかかる可能性がある

つまりなのですが、ホームページが消えてしまった場合、そして手元にバックアップがない場合、それを元の状態に戻す、もしくは近い状態に戻すのはかなりの作業量となります。新規にホームページを作るほどとはいきませんが、それに匹敵するほどの作業量が必要になる可能性があるのです。

作業に時間がかかるということはそれだけ費用も掛かってくるということです。

ですからホームページを運営されている方、そしてそれがなくなってしまったら困るという方は、必ずバックアップを取っておくようにしましょう。

業者任せにしてはいけない

ホームページを作ったのが誰であろうと、絶対にドメインの情報は自分でしっかり管理するようにしてください。

大抵の場合、ホームページを作る際には業者がすべておぜん立てをします。ドメイン、サーバーの契約もすべてやってくれます。

しかしここで注意が必要です。ドメインとサーバーの契約者は必ずご自身にしてください。特にドメイン。ドメインの契約者が例えば業者である場合、そのまま持っていかれてしまうこともあります。ドメインはインターネットの世界で資産となるものです。ホームページが大事だと思うのなら、その資産は自分の名義で契約しその情報を持ち続けるようにしてください。

※写真撮影場所:吉原第二中学校 北側

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