長く講師として活動していた学習塾を辞め、2022年4月に富士市大淵にて学習塾を始めることになりました。
名前は「STUDY BASE(スタディーベース)」です。
個別指導+自習スペースというスタイルを取り入れ、「自習で勉強しているときに近くに講師がいる」といった塾にしたいと考えています。
そのため、居心地の良い空間を作るため、日々奔走しています。
最高の塾のスタイルを追求
私自身、長く教育に携わってきた中で、どのようにすれば成績が伸びるのかを考えてきました。
結局行きつく答えとしては「興味を持ってもらうこと」だと思っています。
興味にもいろいろあり、「〇〇になりたいから勉強する」「〇〇になりたくないから勉強する」「〇〇が欲しいから勉強する」など、きっかけは何でもよいと思っています。
ただ言えることは、多くの子どもは自分が大人になった時のことを想像できていません。そして大人の社会のことを知りません。
だからこそ逆算して考えることができないのです。
家族以外の社会人と話すことの意義
たとえば学校で勉強以外で「〇〇になるためにはこういった勉強が必要。そのためにはこういった学校へ行った方がよい。」ということを教えているのであれば、子どもたちも想像がつくかもしれません。
しかしそのような教育が行われるわけではありません。
そのため私は塾の講師として、そのような話を子どもとよくしていました。そのような話への食いつきは物凄く、つい長く話してしまうことになるのですが、結果として授業時間が無くなってしまいます。
授業のない塾
今回開校する塾は授業がありません。そのため時間を気にする必要もありません。子どもたちが食いつく話をすることもできます。
子どもたちに興味のある話をすることで、勉強に興味を持ってくれます。すると自発的に勉強をすることになります。結果として成績が伸びることになります。
まだ始まっていないためどのようになるかは分かりません。需要によってはスタイルを変更していく可能性もあります。
ただ結果的に子どもたちの成績が伸び、関わる先生が生活ができる程度の収入を得られるようになるよう、頑張っていこうかと思います。
2022年報告
2022年に塾を開講し1年が経ちました。
有難いことに塾として何とかやっていけるほどの人数が集まってくれました。
そして中学3年生、そして高校3年生は全員、希望している志望校へ合格することができました。
2年目、そして3年目が勝負の年だと思っています。
まずは生徒数がもう少し伸びるように指導も集客も頑張っていきたいです。
2023年報告 12月
塾を開講して約2年。
前年度よりも多くの塾生が在籍してくれています。
多くの生徒はインターネットで調べてきてくれていて、さらに生徒の紹介で入塾してきてくれています。
一見するとよい状態に思えるのですが、個人的感想としてはまだまだだと思っています。
まずクリティカルな集客手法がないということです。確かに多くの生徒がインターネットから集まって来てくれています。しかし毎月新規入塾生がいるということではありません。
業界としては入塾生が増加する月というのはあるのですが、とはいえ入塾生がゼロの月があってはならないと思っています。
そのためには積極的な集客活動が必要となってくるのですが、それは関わる全員の共有認識事項にしなければならないと思っています。
「今がよければよい。困ったら何とかすればよい。」
このような考えは絶対に避けなければならないのです。
塾の講師の仕事は、勉強を教えるだけではありません。生徒への対応はもちろん、保護者対応、集客など、塾に関わる業務を幅広く行う必要があります。
2024年は塾を開講して3年目となります。知名度も上がって来ているため、何とか生徒数が増えてくれればよいと思っています。
そして中学3年生、そして高校3年生は全員、希望している志望校へ合格することができました。