宮城県を訪れ改めて自分を見つめ直す

先日1泊3日!?で宮城県に行っていました。

車で約500キロほど。休み休み行きながらだと7時間~8時間くらいでしょうか。東名高速道路から首都高速に入り、東北自動車道を通っていく王道パターンです。

天気が悪く、せっかく日本三景の「松島」に宿泊したのにも関わらず、あまり景色を堪能できなかったのが心残りです。

帰りは首都高速を避けるため「圏央道?」って道を通って帰る予定でしたが、見事に迷い、結局、東京経由で帰ってきた始末です。

ここまでが簡単な旅の概要です。

今回は旅行記を書きたいわけではなく、「自然と広がる意識の差」についてお話したいと思います。

私の母方親戚のほとんどが宮城県に住んでいます。宮城県と言えば、2011年の震災被害地です。私の親戚の多くは海に近い「塩釜」や「多賀城」あたりに住んでおり、地震もさることながら津波の被害を大きく受けました。しかし幸いにも最悪の結果にはならなくて済みました。

当時は、本当に色々あり過ぎてすべてお伝えするのは難しいのですが、本当に色々ありました。

震災後しばらくして、ここでも色々あったわけですが、結果として私の親戚夫婦が車で、ここ、富士まで来ることになりました。多賀城に住んでいたこの親戚夫婦は荒れた地域を逃れ、おばさんである私の母を頼ってきたわけです。彼らから色々生々しい話を聞いたり、写真を見せてもらったりして、衝撃を受けたのを覚えています。

彼らは、しばらく富士に留まりました。その間、富士市内で家を探したり、その他東京でも家を探したりしていました。

「自分に何かできることはないか。」と私は思い、富士市内で被災した人たちが住める場所を探すことにしました。震災関連の住宅情報を集めたり、様々な人に声をかけたり、考えられるだけの手を尽くしました。

1か所でも住める候補地が見つかれば、彼らも少しは安心できるかと考えたためです。

この活動の中、人の優しさに触れることもあったわけですが、腹が立つことも何度もありました。

腹が立つことの1つ目として、親戚夫婦が知り合いの紹介で、ある居住候補地に行ってみた時のこと。すごくボロボロの家でカビが大量発生しており、とても住める状態ではなかったとのことです。他の候補地も見た上で返答するといった旨を伝えると、次のような言葉が返ってきたとのことです。

「被災者のくせに!」

「くせに!」ってなんですか?彼らだって好き好んでここにきているわけではありません。紹介してくれた人の手前もある為、グッとこらえてきたようですが、私なら食らわしています。

腹が立つことの2つ目として、私が震災関連の住宅情報を集めるために富士市役所に問い合わせたときの話です。あまり詳しく書くのは避けますが、色々残念な対応を取られ相当ブチ切れたことを今でも覚えています。市民でいるのが恥ずかしいと思うくらいでした。

彼らがしばらく富士市に滞在している間、丁度桜の季節だったので岩本山に誘うことにしました。ちょっとした息抜きにでもなってくれればという思いからでした。

桜を見た彼らの表情は和らぎ、「綺麗だぁ」と言っていたのが印象的でした。しかし、桜は桜。確かに綺麗ではあるのですが、私自身毎年見ているもので特に特別とは思いませんした。

しばらくして、親戚夫婦は人の縁もあり東京で住まいを見つけることができ住むことになりました。そして子供を授かることもできました。

何の変哲もない日常を送っていたのに、突如として襲った地震と津波。東北地方に住んでいた人たちの人生は大きく動いたことでしょう。数年経ち、震災の影響を受けた地域以外の人からすると、震災のことは徐々に意識から薄れてきているように思えます。それが良いのか悪いのかは分かりませんが、今回宮城県に行ってみて思ったことは、「まだそこには、震災の影響が大きく残っている」ということです。

そして今回宮城に行ったときに、親戚夫婦と会う機会がありました。そこで言われたことが印象的でした。

「一緒に見に行った桜。とっても綺麗でした。桜の季節になるといつも思い出します。」

と。

私が毎年何気なく見ている桜。彼らにとって2011年に見た桜は、印象深く特別なものとなっていたのです。彼らも震災の影響を受けなければ、桜の事をここまで意識的に思うことはなかったことでしょう。

「彼らは2011年から今まで、必死に生活を立て直そうと頑張ってきた。そしてしばらくは十分な生活を送ることは難しいかもしれない。それに比べ、自分は彼らと同じだけの想いで行動できてきたのだろうか?」

今回親戚と会うことで、薄れかけていた震災への思いの回帰と、自分の生き方を見つめ直す機会になったと思います。

※写真は日本三景の松島なんですが、天候が悪くてこんな感じの写真に・・・。

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