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シンガポールのタバコ事情 日本から持ち込んだ方が全然良い
- 2016/12/11
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シンガポールに行くときには、喫煙者はちょっと注意が必要です。
結論から言いますと、日本からタバコを持ち込む場合にはシンガポール税関検査の際には赤いレーン(red channel)を通過するようにしてください。間違っても緑のレーン(green channel)には行かないようにしてください。
場合によっては5000ドル(約40万円)の罰金の対象となる可能性があるためです。
そしてもう1つの結論ですが、もし私が再びシンガポールに行くことになったとしたら間違いなく日本から税金を支払ってでもタバコを持っていきます。
シンガポールはタバコに非常に厳しい国
旅行者がシンガポールでタバコを吸う方法は2通りあります。
1つ目は「シンガポール国内でタバコを購入して吸う方法」。もう1つは「自分の国から持ち込んで入国の際に税金を支払い証明書をもらって吸う方法」です。
少し分かり辛いかもしれません。もう少し詳しく説明したいと思います。
シンガポール国内で購入したタバコは問題なく吸える
シンガポール国内では、基本、シンガポールで販売されているタバコしか吸うことができません。シンガポールで販売されているタバコには「SDPC」というロゴが1本1本入っています。そのロゴが入っているタバコしか吸うことができません。
このロゴが入っていないタバコを吸っているのが判明してしまうと、罰金の対象となるわけです。
ロゴが無くても「証明書」があればOK
日本から持ち込んだタバコには当然「SDPC」のロゴは入っていません。
しかし、シンガポール国内に持ち込む際、つまり「空港」でタバコに対しての税金を支払えば、証明書をもらうことができます。証明書を持っていれば税金を支払った証明であり、たとえロゴが入っていなかったとしても、シンガポール国内で吸うことが可能となるのです。
もし無許可のタバコを吸っていたらどうなるのか?
では、ロゴが入っていないタバコを吸っていたり、証明書を持っていない状態でタバコを吸ったらどうなるのでしょうか?
罰金の対象となるらしいです。らしいというのは私自身、罰則を受けていないため実際にはどうなるかよく分からないためです。ただ色々情報を集めてみても、どこでも罰則の対象となると書かれているので、何かしらの罰則になるかと思われます。
ちなみに、魚釣りを禁止しているエリアで魚釣りをすると、「3000ドル以下の罰金」と表示されていました。
魚釣りでもそれだけ高額な罰則対象となるため、シンガポール自体、罰則に厳しい国だということは推測されます。
このようなこともあり、ルールを守って喫煙するようにしましょう。
個人的なおススメは日本から持ち込む
ここからは個人的な見解であり、もし何かあったとしてもすべて自己責任でお願いします。
今回、日本を出国する際にタバコを捨て、タバコを持っていない状態でシンガポールに入国したわけですが、もし次にシンガポールに行くのであれば、私なら間違いなく、「税金を支払ってでも日本からタバコを持っていきます」。
なぜなら、「日本で自分の吸っている・気に入っているタバコをシンガポールで購入することが難しい・もしくはできないため」です。
もう一度言います。私なら「税金を支払ってでも日本からタバコを持っていきます」。
なぜこれほど強調したいのかというと、私自身完全に失敗したと思ったためです。
タバコは確かに高いけど・・・
確かにシンガポールのタバコは日本に比べ金額が高いです。大体1000円前後はします。つまり、日本からタバコを持ち込み空港の税関で税金を払ったとしても、シンガポールで購入したとしても、それほど金額に大差は無いわけです。
■日本からタバコを持ち込む場合
タバコ代金⇒420円(20本)=5.33ドル
1本の税金35.2セント×20本=7ドル4セント=554.41円
つまり日本のタバコを1箱シンガポールで吸うためには974.41円必要となるわけです。
■シンガポールでタバコを購入する場合
タバコ代金⇒13ドル⇒1023.77円
その時の為替レートにより若干の変動はありますが、日本から税金を支払ってタバコを持ち込んでも、シンガポールでタバコを購入しても、正直ほとんど金額が変わりません。
どれが普段吸っているタバコか分からない・・・
一番の決定的な理由は、正直金額よりも「どれが普段自分が吸っているタバコか分からない」というのが、一番大きな理由になります。
シンガポールのタバコは日本とちょっと違います。パッケージが異なっているのです。少なくても私が吸っている「KENT」は。似たようなパッケージのタバコはあります。「Marlboro」といった外国製のタバコはあります。
でも、微妙にパッケージが異なり、自分が普段吸っているタバコがどれに該当するのか分からないのです。
私も初め見たときには「ど、どれがいつも自分が吸っているタバコだ?」と分からなくなってしまいました。
結局似ているパッケージを買ったわけですが、全然味が違いました・・・。そのため、その他のタバコも購入してみました。やはり味が全然違います・・・。
そのため、私と同じようにいくつか試しに購入する人もいるかもしれません。しかし1箱が約1000円もするため、試し買いをするわけにもいきません。
なので、「普段吸っているタバコ以外は吸いたくない」という人は特に、税金を支払ってでも日本から持ち込んだ方が良いと思います。
タバコを吸う場所は結構たくさんある
日本を出る前に「シンガポールは喫煙に厳しく、吸う場所が全然ない」という情報を目にしましたが、決してそのようなことはありません。
確かに、歩きタバコはできません。するつもりもありませんでしたが・・・。
しかし喫煙場所は色々場所に設置されています。そこであれば問題なく喫煙できます。
例えばこんなところで喫煙できた
例えばマリーナベイサンズでは、正面ロビーの横の通路を通ると、喫煙所があります。
これはマリーナベイサンズの正面ロビーです。左側の赤丸で囲った所から10メートルほど進むと、喫煙所に着きます。
※グーグルストリードビューの画像を使用しています。
また、ホーカーズにも食事をするところから少し離れた場所に喫煙所があります。
その他の場所でも、結構灰皿が設置されていることが多いです。
なので、「シンガポールは全く喫煙できる場所がない」ということではなく、「喫煙、特に、歩きタバコやポイ捨てには非常に厳しいが、喫煙スペースは結構たくさんある。」というのが実情です。
ルールさえ守れば全然問題ありません。
ちなみにですが、カジノの中ではどこでも喫煙することができます。飲酒はできないようですが、喫煙に関しては全く問題ありませんでした。
シンガポールのタバコのパッケージが怖すぎる
あとシンガポールのタバコのパッケージのデザインは正直きついです。
吸うたびに見るため、怖くなります。日本の注意書きがかわいく思えます。
まとめ
これらの理由により、もしシンガポールに再び行くことになったとしたら、私なら間違いなく、日本からタバコを持ち込むようにします。例え税金を支払ってでもです。あくまでも「私なら」です。
ただし1点だけ気を付けてください。冒頭でもお話ししている通り、「シンガポールにタバコを持ち込む際には、入国の際に税金を支払って証明書をもらう必要があります。」
これを忘れ、万が一シンガポール国内でタバコを吸っているときに証明書を求められたとしたら、罰金に科せられる可能性があります。一説によると、最高5000ドル(約40万円)の罰金となることもあるそうです。
⇒シンガポールにタバコを持ち込むには空港の税関で手続きをしましょう
電子タバコはタバコと同じ扱いになるのか?
シンガポールでのタバコの問題について書いてきましたが、最近人気のある「IQOS」、つまり「電子タバコ」についてはどうなのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
すると、「日本航空」のサイトに次のような記述がありました。
電子たばこについては、シンガポールにおいて輸入・販売が禁止されており、所持も罰金の対象です。空港の入国前・出国後のエリアも国内とみなされ、手荷物検査場で発見された場合も警察への通報の対象となりますのでご注意ください。
⇒「シンガポールへのたばこ・電子たばこの持ち込みにご注意ください」
これによると電子タバコは通常のタバコよりも面倒に巻き込まれる可能性が高いようです。というよりも、持ち込み、所持が禁止のようです。理由はよく分かりません。
そのため、電子タバコはシンガポールには持ち込まないようにしましょう。持ち込むのであれば、私のように普通のタバコを税金を支払って持ち込んだ方が良いでしょう。
追記 タバコの持ち込みはバレなければよい?
恐らくですが、シンガポールに入国する際、タバコの持ち込みを申請しないでも持ち込み自体バレることはないかもしれません。しかし「かもしれない」という程度です。絶対にやめた方が良いです。持ち込むのであれば必ず申請し、税金を支払ったほうがよいです。
またタバコ持ち込みの申請をしていない場合「証明書」を持ち合わせていないことになります。その状態でシンガポール国内でタバコを吸っているときに職務質問でもされたときには終わりです。
「もし無許可のタバコを吸っていたらどうなるのか?」でも紹介していますが、かなり高額な罰金が考えられます。
何度も言いますが、私なら日本のタバコを持ち込み申請し税金を支払って持ち込みます。
※2022年の情報では、電子タバコの所持は罰金の対象となるとのことです。
シンガポールへのたばこ・電子たばこの持ち込みにご注意ください(JAL)
シンガポールの罰金は非常に高額で知られています。
一部の情報では最高で5000シンガポールドル、日本円で約50万円の罰金となります。
滅多に見つからないだろう・・・と思われるかもしれませんが、空港も対象エリアとなるようで、手荷物検査で発見される可能性があります。
そのようなリスクを負うくらいなら、私なら電子タバコ自体持ち込まないし、罰金を初めから支払って日本からタバコを持って行くことでしょう。
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