シンガポールで病気になった・・・場合によっては病院に行きましょう

 
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結論から言いますと、海外で病気になった場合、保険に入っているのであれば、病院にかかった方が良いです。特にシンガポールの場合、日本語対応の病院もあるため、利用したほうが良いと思います。

風邪をこじらせてしまった・・・

実は今回のシンガポール旅行の最中、風邪をこじらせてしまいました。咳は出ないものの、鼻水と微熱、歯痛に悩まされました。

インターネットで調べてみたところ、「副鼻腔炎」の症状に酷似しており、副鼻腔炎の薬としては「抗生剤」が用いられることを知りました。

ということで、抗生剤を手に入れるためには病院に行き、処方箋をもらって薬局で手に入れるのが日本での通常の流れです。話に聞いたところシンガポールも同じであり、抗生剤を手に入れるためには医師の診断が必要だそうです。

そのため、今回の場合も本来は病院に行けばよいのですが、海外で保険を使って病院にかかることは非常に手間だと感じました。また、次の日に帰国ということで、日本の病院に行こうと考えました。

しかし、痛みがあるため、痛みだけでも取るために痛み止めの薬を手に入れようと考えたのです。

保険でカバーできるが医療費は高額

一般的に、海外旅行に行く際には多くの人が海外旅行保険に入ると思います。もしくは、持っているクレジットカードに海外旅行保険が付帯されていることがあります。クレジットカードに保険が付帯されているかどうかは必ずチェックしましょう。

そして、それらの保険を利用すればそこまで高額な金額を請求されることはないのですが、それでもシンガポールで病院に行くときには数万円は覚悟した方が良いです。

私の場合、クレジットカードに保険が付帯されています。そのため病院に行って高額請求されその場で一応お金を払っても、後にお金が返ってくるわけですが、時間も遅く、とりあえずどこかで抗生剤を手に入れられないかと思いました。

ということで、ホテルのフロントに行って「抗生剤欲しいんだけど、どっかで手に入れることができる?」と無茶な質問したら、「ショッピングモールに薬局があるからそこに行ってみては?」と言われました。

そして、ショッピングモールの一番下の階にある薬局まで行き、「抗生剤買える?」と聞いてみたところ、「シンガポールでは何とかがないと抗生剤は出せない」と言われました。単語が聞き取れなかったのですが、おそらく処方箋でしょう。まぁ日本と同じです。

予想していたことではあるのですが、仕方ないので痛みだけでも抑えたいと思い「じゃぁアスピリン頂戴」といったらすんなり出してくれました。

ということで、アスピリンを飲み痛みを抑えることとなりました。

シンガポールの薬局でアスピリンを購入

ちなみに私が今回の件で使用した英語は以下の通りです。正確かどうかは分かりませんが、一応通じました。

ホテルのロビーでフロントに言った英語
「Where Can I get a medicine like penicillin?」
「ペニシリンのような薬ってどこで手に入れられる?」

薬局で言った英語

「I have fever and toothache.Can I get a medicine like penicillin?」
「熱と歯痛があるんだけど、ペニシリンのような薬をもらえる?」

ダメだと言われ、痛み止めであるアスピリンが欲しいといったとき

「How about aspirin?」
「アスピリンはどう?」

こんな感じで通じました。

今は携帯電話の翻訳があるので、それを活用しても良いかと思います。

絶対に海外旅行の際には保険を付けましょう

海外では何があるか分かりません。気候も違いますし、食事も違います。そのため、体調を崩してしまうこともあることでしょう。

また、何かしらのトラブルに巻き込まれてケガをしてしまうこともあります。

今回、11月に日本を出発しました。気候としてはかなり冷え込む時期です。しかし到着したシンガポールの気温は30度近いわけです。かなりの気温差があり、体調を崩しかねません。

このようなこともあり、シンガポールのみならず海外旅行の際には、必ず保険に入るようにしましょう。

まず自分の持っているクレジットカードに海外旅行保険が付いているのか確認しましょう。もし付いていないようであれば、日本の多くの保険会社で海外旅行保険のサービスを取り扱っているため、入っておいた方が良いでしょう。金額も、旅行期間が3日間で1500円~3000円ほどです。

ちなみに空港で保険に加入することもできますので、利用してみると良いでしょう。

日本から薬を用意するのもあり

一応、日本を出国する際に一通り薬を揃えていくのも良いと思います。特に必要なのは、「総合風邪薬」「胃腸薬」「痛み止め」だと思います。

ちなみに、今回私は抗生剤を買うことができず痛み止めを購入したわけですが、かなり役に立ちました。しかし、現地の薬局で薬を購入するのは、多少なりとも英語ができないと難しいかもしれません。

ということもあり、日本から常備薬を用意することをおススメします。

シンガポールは薬物に対してものすごく厳しい国

特にシンガポールの場合、薬物に厳しい国として知られています。禁止薬物を所持していた場合は一発で懲役刑になるようです。

なので気をつけてもらいたいのは、「シンガポールに持ち込もうとしている薬が、シンガポールで禁止薬物に指定されていないか?」ということです。日本の常識はシンガポールの常識ではありません。

そのため、何かしらの薬をシンガポールに持ち込む際には一応、医師から薬物証明書をもらったり、シンガポール大使館に問い合わせてみると良いでしょう。

ちなみに、今回子供がやはり風邪気味で、日本の病院でもらった薬をシンガポールに持ち込んだのですが、これは調べられませんでした。たまたま調べられなかったのか、分かっていたけど見過ごされたのかは知りませんが、よくよく考えたら怖いことです・・・。

また、例えばシンガポール国内で誰かに何かをもらったとします。その中に禁止薬物が入っていた場合、罰則を受けるのは持っている人です。禁止薬物が入っていたのを知らなかったといっても通用しません。

さらに、自分の知らない所で、荷物に禁止薬物を入れられた場合も同じ事が言えます。

ということで、シンガポールの手荷物検査の前には、必ず一度、自分の荷物を再確認しましょう。自分の入れた覚えのないものは手荷物検査に持っていかないようにしましょう。




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   海外で万が一の時の備え

海外の治療費は非常に高額です。
万が一、ケガや病気になってしまったとき、クレジットカードに保険を付帯させておけば安心です。

シンガポールで風邪をこじらせて困ったお話



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