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シンガポール旅行にクレジットカードは必須!物凄く損をすることも
このサイトは全て制作者の実体験から構成されています。そしてその実体験から言えることは「シンガポールに行くならクレジットカードを持って行かないと大きな損をする可能性がある」ということを強く言いたいと思います。
なぜ大きな損をする可能性があるのかというと、「シンガポールの医療費は考えられないくらい高額」のためです。数十万円~数百万円の請求があるのが普通と考えてください。日本と同じ考えでいると万が一の時に大きな損失につながってしまいます。
しかし保険が付帯されているクレジットカードを持っていることで、万が一の時も大きな損失を防ぐことができます。
とくに「クレジットカードは持たない主義」という人や「保険の付いていないクレジットカードだけを持つ人」は一度よく考えてみてください。
シンガポールで、病院にかからなければならないほどの病気やケガになってしまった場合、必ず「保険が付帯されているクレジットカードが役に立ちます」。
病院にかからなかったとしても、持っているだけでも安心でき、何の心配もせずに旅行を楽しむことができます。ちなみに私が持って行ったカードは「楽天カード」です。全く問題なく使うことができました。もちろん保険も付帯されています。
「クレジットカードは作らない派・持たない派」という人もいますが、そういった人はかなりの大金を持っていく、もしくはシンガポールからいつでもお金を動かせるようにしておいたほうがよいでしょう。
シンガポールのみならず海外旅行に行くならクレジットカードは必須
色々なサイトを見ると、「シンガポールにクレジットカードを持って行ったほうがよい。なぜなら現地ではクレジット決済が常識だから」とか「現地通貨を調達するためにクレジットカードでキャッシングすると便利」とか書かれているサイトがありますが、正直そんなことは重要ではないと思います。
なぜなら現金を持っていけば良い話ですからね。
確かにクレジットカードを持っていれば便利です。大抵どこでも使用することができます。ビザ・マスター・アメックスのいずれかのカードを持っていれば、食べることはできますし、買い物することもできます。問題なく生きていくことはできます。
ちなみにホーカーズ(屋台)ではクレジットカードは通常使えません。
なのでやはり一番強いのは現金です。これはどの国に行っても言えることでしょう。
本当に役に立つのは病気になったとき
クレジットカードが本当に必要となるのは病気やケガをした時です。
病院で支払う医療費がとにかく高額なのです。数十万円~数百万円の医療費を請求されることもあります。
聞いたことがありませんか?海外の医療費が物凄く高額だという話を。
日本で病院にかかる感覚でいると、とんでもないことになってしまいます。
ちなみにシンガポールではなくアメリカですが、自己破産の原因の第1位が医療費が支払えないということらしいです。
それほど海外の医療費は高額なのです。
実話!シンガポールで副鼻腔炎発症!抗生物質が買えない・・・
これは私がシンガポール滞在時に起きたお話です。
仕事の疲れからか、シンガポールについた時に若干風邪を引いていました。マリーナベイサンズに滞在したわけですが、やはり一度は入りたいインフィニティプール。最高です。夢見ていた光景が目の前に広がっているわけですから。
しかしこれがトドメとなりました。
次の日、完全に体調を崩してしまいました。それも今まで経験したことのない症状を発症してしまったのです。
異国の地で今まで味わったことのない症状・・・。ものすごく不安です。
症状からインターネットで検索をした結果、「副鼻腔炎」に症状が酷似していることが分かりました。そして抗生物質が必要であるということも分かりました。
病院に行くと高額であるということは知っていたのですが、念のためどのくらい高額なのか調べてみました。
すると「単なる風邪で約5万円」とか「数針縫って約30万円」とか、日本では考えられない金額であるという情報をインターネットで見つけました。それも複数のサイトでです。
流石にビビってしまい結局私は病院には行きませんでした。我慢できる範囲内だったためです。
せめて薬だけでも手に入れようと、ドラッグストアに行きました。
そして抗生物質が欲しいといったところ、薬剤師に言われたのは
「処方箋がないとダメ」
とのことでした。
ですよね。確か日本でもそうですよね。仕方がなくバファリンを購入し、せめて痛みだけでも紛らわせようとしました。
結果として、多少痛みからは解放はされましたが、スッキリした状態にはならず、シンガポール旅行を思う存分楽しめたのか?といわれると、かなり悔しい旅行になってしまいました。
ちなみに帰国後、日本の病院で診察してもらったところ「副鼻腔炎」と診断されました。そして抗生物質を処方してもらいました。
いつでも病院に行ける状態にはしておいた方がよい
私の場合は病院には行かず、ドラッグストアで購入したバファリンで耐えたわけですが、症状によっては耐えられないこともあるかと思います。
縫わなければならないほどのケガをしてしまったり、急性のたとえば盲腸になってしまったり、可能性はゼロではありません。
また逆に耐えてしまい、結果として症状を悪化させてしまうこともあるでしょう。その結果、治療費が一気に膨らんでしまうなんてことも・・・。
そのため、一応選択肢の中に病院に行くことは入れておいた方が良いと思います。
でも私のように、治療費が高額であることに抵抗を感じる人は少なくないと思います。
治療費は高額だが保険が付帯されているクレジットカードで何とかなる
たしかに現地での治療費は高額ですが、クレジットカードに保険が付帯されていれば、現地で治療したときに実費で支払ったとしても、後に治療費は返ってきます。
もしくはクレジットカードによっては、現地で治療を受けたときに、その場で自己負担せずにキャッシュレスで治療を受けられることもあります。
いずれにせよ、保険が付帯されているクレジットカードを持っていれば、シンガポールで万が一病院にかかるほどの問題が発生しても、安心して病院に行くことができるかと思います。
海外療養費というものがあるらしいが面倒
ちなみにクレジットカードを持っていなくても、「海外療養費」というものがあり、申請をすることで治療費の一部が戻ってくることもあるようです。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3120/r138
ただし複数の申請書類が必要となってきます。
たとえば静岡県静岡市のホームページには以下のように書かれていました。
- 「診療内容明細書」、「領収明細書」、「国民健康保険用国際疾病分類表」をお持ちのうえ、渡航してください。
- 治療を受けた医療機関で、医療費等を全額支払います。
- その医療機関で、治療内容や医療費についての証明書(診療内容明細書、領収明細書)、領収書を発行してもらいます。
- 申請に必要な書類等を揃え、各区役所保険年金課の窓口で、海外療養費の申請をしてください。
- 申請された月の3ヵ月後の25日頃に海外療養費が支給されます。
参照⇒海外療養費の支給
つまり旅行する前に書類を用意し、その書類を持って旅行する、そして万が一病気やケガになってしまった場合には、現地の病院に日本から持参した書類を持っていき、必要事項を書いてもらう。必要事項を書いたもらった書類を日本に持ち帰り提出。さらに申請。数ヶ月後に申請が通れば海外療養費が一部支給される。
といったものです。
物凄く面倒じゃないですか?
病気やケガをするかどうかわからないのに、書類を用意していく必要があるのって。さらに申請書類が多いし、結局現地では実費で支払わなければならない。そして日本に帰国した後も申請し、申請が通ったとしても治療費の一部が支給されるのが数ヶ月後ということなのです。
それならば、保険が付帯されているクレジットカードを利用したほうが全然楽です。さらにキャッシュレスの保険付帯されているクレジットカードを使用したほうがもっと楽です。
安心してください!日本語の通じる病院があります
高額な治療費以外で心配なこと。それは「言葉の問題」だと思います。
基本シンガポールは英語です。といってもアメリカ英語に比べれば結構訛りがあります。そのため、コミュニケーションがうまく取れないという理由で病院を避ける人もいることでしょう。
でもシンガポールの場合、日本人医師や看護師が在籍している病院が複数個所あります。
シンガポール日本人会診療所 (一般診療、心療内科、予防接種、健康診断) |
住所 120 ADAM ROAD, SINGAPORE 289899 電話 (65) 6469-6488, (65) 6467-0070(日本語専用) |
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NIPPON MEDICAL CARE (一般診療、予防接種、健康診断) |
住所 (GLENEAGLES病院内) 3F ANNEXE BLOCK, 6A NAPIER ROAD, SINGAPORE 258500 (MT.ELIZABETH病院内) #02-04 MT.ELIZABETH MEDICAL CENTRE, 3 MT.ELIZABETH, SINGAPORE 228510 電話 (GLENEAGLES病院内) (65) 6474-7707 (MT.ELIZABETH病院内) (65) 6737-1868 [緊急時・時間外対応] (65) 6474-7707 |
JGH DENTAL CLINIC (歯科) |
住所 #10-01 PARAGON, 290 ORCHARD ROAD, SINGAPORE 238859 電話 (65) 6235-7747(日本語、要予約) |
NIPPON DENTAL CARE (歯科) |
住所 3F ANNEXE BLOCK, 6A NAPIER ROAD, SINGAPORE 258500 電話 (65) 6474-0060(日本語、要予約), (65) 6474-7707(緊急時) |
DR.L.K.YAP SURGERY FOR WOMEN (産婦人科) |
住所 #09-08 MT.ELIZABETH MEDICAL CENTRE, 3 MT.ELIZABETH, SINGAPORE 228510 電話 (65) 6734-3328(代表), (65) 6734-1932(日本語&英語) |
MOTOKO CLINIC FOR WOMEN (産婦人科) |
住所 #11-13/14 PARAGON, 290 ORCHARD ROAD, SINGAPORE 238859 電話 (65) 6838-5366 |
このようにシンガポールで万が一体調を崩してしまった場合、保険が付帯されているクレジットカードを持って入れさえすれば高額治療費にも臆することはないと思います。
ただしキャッシュレスでない場合には、その場で一応治療費を支払わなければならないため、そしてその金額が日本と比べ超高額のため驚いてしまうかもしれません。(後に申請することで戻ってきます。)
キャッシュレスであれば、支払う必要がないため、治療費が高額だったとしても驚くことはないでしょう。
キャッシュレスのクレジットカードの弱点
大変便利そうなキャッシュレスですが、弱点があります。
「カード会社に連絡をしカード会社がキャッシュレスに対応している病院の予約をし、予約をした病院に行く」
といった流れになります。またキャッシュレス対応のクレジットカードのほかに、パスポートやカードの利用明細を持っていかなければならなければなりません。
便利な反面手間もあります。
いずれにせよ、何が起こるか分からないため、保険が付帯されているクレジットカードは必ず持って行ったほうがよいでしょう。それだけで安心して旅行を楽しめます。
たまに「クレジットカードは作らない主義」という人に出会うことがありますが、自分の身を守る、大きく損をしないためにも、海外旅行の際にはクレジットカードを持って行ったほうがよいでしょう。
ちなみに私が持っているクレジットカードは年会費は無料です。それなのに海外旅行の保険はしっかり付帯されています。
海外で病気やケガをしたときの5つの選択肢
海外でケガや病気になった際には、以下の5つのどれかを選択することになると思います。
- 耐える
- 病院に行き高額治療費を自腹で支払う
- 日本から海外療養費の書類を持参し旅行し、病気やけがをした際現地の病院へ持参した書類を持っていき必要事項を記入してもらう。さらに帰国した際に必要書類を提出し審査を受け通ったら治療費の一部が支給される。
- 保険が付帯されているクレジットカードを持っていき、一度自腹で支払い、日本で保険会社からの支給を待つ
- 保険が付帯されているキャッシュレスのクレジットカードを持っていき、高額治療費を支払わない。
症状にもよりますが、結局私は①を選択しました。結果として症状がひどくならなかったから良かったわけですが、賢い選択かというと正直疑問です。
②は大きな損をするため選択肢から除外したほうがよいです。
③は手間が多すぎると思います。それに申請が間違いなく通るのか、治療費の一部というのがどの程度なのかが不透明なため不安です。
④は一度手持ちのお金で支払わなければなりません。お金を持っていればよいのですが、そうではない時が不安です。
一番楽で確かなのは⑤でしょう。私も日本に帰国してから⑤の存在を知りました。今度海外旅行に行く際にはキャッシュレスのクレジットカードを必ず持っていきたいと思います。