富士市のサウナの中には刺青やタトゥーがあっても利用できるサウナがあります。
※2023年12月の段階
ただしそれぞれに条件が設けられているため、条件を守るようにしてください。
ふじかぐやの湯
ふじかぐやの湯では、刺青やタトゥーがあっても入浴可能です
入り口にも張り紙があり記載がありますが入場することは可能です。(2023年11月時点)
またホームページでは以下の記載があります。(2023年12月時点)
このように刺青やタトゥーがある状態でも施設利用をすることはできるとのことです。
ただし他のお客様からご意見をいただいたときには声をかけられる可能性があるとのことです。
そのため何も言われたくないということであれば、はじめからラッシュガードやカバーシールを利用するとよいでしょう。
とはいえ、富士市内でサウナが有名な「湯らぎの里」は完全NG、「鷹の湯」は条件付きでOKとする中、だいぶ自由度が高い施設ではあるといえます。
和彫りの人もいた
個人的にふじかぐやの湯を利用したときに、1名だけですが和彫りの刺青を入れている人が入浴していました。
過去には禁止であったことも
インターネットで情報を探したところ、どうやら2022年の時点では禁止になっていたこともあるようです。
利用者の利用の仕方や周りの意見によってはルールが変更になる可能性もあると思われます。
鷹の湯 カバーシール3枚で隠れればOK
富士市にあるサウナの中で一番本格的であり、遠方からも集まるのは「鷹の湯」です。
刺青やタトゥーがあっても全面的に利用禁止というわけではありません。条件があります。
それは「売店で販売されているカバーシールを利用すること」です。
そしてカバーシールは3枚まで利用可能で、それで隠すことができればOK。隠すことができなければNGとのことです。
ワンポイントレベルではないと難しいかも
カバーシールの大きさはシップほどの大きさですので、20cm×10cmほどとなります。
そのため実際はワンポイントとしてタトゥーを入れている人であれば隠せるかもしれませんが、そうではない場合には利用が難しいかもしれません。
また刺青、たとえば日本伝統の和彫りであれば、まずカバーシール3枚では隠すことは難しいでしょう。
よって鷹の湯の場合ですが、ワンポイントほどのタトゥーが入っている人であれば、そしてそれが3か所以内であればカバーシールを利用することで利用可能となるでしょう。
それ以外の人の場合には、施設利用を断られる可能性があります。
ふじかぐやの湯で行われたアンケート
ふじかぐやの湯では、刺青・タトゥーに関するアンケートを取っています。
今回例に挙げるのは令和4年と令和5年のアンケート結果です。
どちらの結果においても、10代~30代では、刺青やタトゥーにそれほど抵抗がないようです。
ところが年齢が上がれば上がるほど抵抗があるといった結果になりました。
年代による差なのでしょう。
ただアンケート結果で気になるところがあったので共有しておきたいと思います。
不安や恐怖を抱いたお客の存在
アンケートの中には入れ墨を見て不安や恐怖を抱いた人が一定数いました。
アンケートに答えた約5人に1人は、そもそも先入観で不安や恐怖を感じたとのことです。
これはある意味仕方のないことなのかもしれませんが、一昔前に比べると理解はされてきているかとは思います。
問題はその他のことです。
利用客の中には以下のようなことを実体験したそうです。
- 大騒ぎをしていた
- 大声で話していた
- 睨まれた
- 高圧的な態度を取られた
- サウナ室での態度が大きかった
このアンケート結果を見て思ったことがあります。それは「アンケート結果次第では、入れ墨やタトゥーが入っている人の入場に条件がかけられる、もしくは禁止になる可能性がある」ということです。
実際に不安や恐怖を覚えた人が、再びふじかぐやの湯を利用したいと思うでしょうか?かなり抵抗があるでしょう。
富士市内にはほかにもサウナもありますし浴場もあります。
利用者数が減ってしまっては施設として維持が難しくなってしまいます。
施設の維持と入れ墨やタトゥーの入場制限、どちらを選ぶかといえば答えは簡単でしょう。
貴重な場所がなくなる可能性がある
富士市内のサウナでは、基本的には入れ墨やタトゥーはNGです。
しかしふじかぐやの湯は、基本的にはOKにしています。
しかし利用客のアンケート結果次第では、何かしらの制限や禁止になる可能性はあります。
そのため、今後もサウナを利用することを考えるのであれば、周りの入浴客の迷惑にならないようにしなければなりません。
これは富士市の住民だけではなく、市外、県外から来た人たちにもいえることです。
少しでも入れ墨やタトゥーがOKなサウナを増やしていくためには、周りの多数の利用客鵜の理解が必要となってきます。