WEB業務を内製化するのか、それとも外製化するのかは判断にわかれるところです。
結論としては「何をしたいのか。」によって来るかと思うのでうが、「外部にブレーンを置き、作業は内製化したほうがよい」と思います。
また外製化したほうがトータル的に考えてコストを抑えられ、高い技術の商品を手に入れられる傾向にあります。
完全に内製化するのであれば、事業規模がかなり大きくないと難しいかと思います。
WEB業務は多種多様 主に5つの業務
WEB業務は多種多様です。
その中でも主に以下の5つの業務に分かれています。
- ホームページの更新
- ページの作成
- デザインの作成
- プログラム
- WEB集客
それぞれを詳しく説明していきたいと思います。
ホームページの更新
ホームページを更新するだけであれば、そこまで高い技術は必要ありません。
文章を書いたり画像を挿入するレベルであれば、少し慣れれば誰でもできることです。
しかしホームページのどこを更新するのかにもよります。
ホームページがどのように制作されているのかにもよりますが、数多くの複数のファイルから成り立っています。
たとえばWPで作成したホームページの一例でお話しします。
TOPページ、カテゴリーページ、投稿ページ、固定ページ、タグページなどは、それぞれ別々のテンプレートファイルから成り立っています。
これらのファイル自体を更新しようとすると、HTMLやCSS、さらにはPHPなどの知識が必要となってきます。
面倒なこととしては、少し記述を誤ってしまうと、ホームページのデザインが崩れてしまったり真っ白になってしまうことがあります。
何かトラブルが起こってから外部の業者に修正依頼をお願いする場合、業者としてはトラブルの原因を探ることになります。
すぐに見つかる場合もありますし、関係ファイルをすべてチェックしなければならない場合もあります。
場合によってはかなりの工数が必要となり、その分コストもかかってしまうのです
ページの作成
ページにテキストを入れたり画像を入れたりするだけであればそれほどの知識は必要ありません。
しかしレイアウトを変更させたり、表を挿入したりするとなると、HTMLとCSSの知識がある程度は必要となります。
そもそもホームページというものには、全体を通してのデザインをつかさどるCSSというファイルが影響しています。
「H2にはこのデザイン」、「tableにはこのデザイン」
といった感じです。
そこに特定のページのH2やtableだけデザインを変更したい・・・ということになった場合、デフォルトのデザインを上書きしなければならなくなります。
もしデフォルトのデザインを変更してしまうと、ページ全体がその影響を受けてしまい、サイト全体が一瞬で崩れてしまうことになるのです。
デザインの作成
イラストレーターやフォトショップをある程度使える社員がいるのであれば、画像やバナー制作は内製化できるでしょう。
最近ではCanvaなどオンライン上で使える画像作成ツールもあります。
外製化すると1点当たり3000円~10000円前後は必要となってしまうため、その費用を削減することができるでしょう。
ただしどの程度の画像が必要であるのかにもよります。さらに画像作成にはそれなりの時間が必要となります。
慣れない人が作成すると、数時間は簡単に過ぎてしまいます。また思ったようなデザインが完成しなかったり、サイトのテイストと合わなかったりすることはよくあります。
外製化してしまった方が、かっこいいデザインの画像が素早く手に入れられるといった点では効率的といえます。
プログラム
プログラムは専門知識が必要となります。
専門のプログラマーを抱えるほどの会社はかなり大手の会社といえます。逆にいうと大手でもない限りプログラマーを社内で抱える意味はあまりありません。
たとえば毎日数千人規模が訪れるECサイトを運営していたりするのであれば、プログラマーを抱えていてもよいかもしれません。
そうではない限りは外製化したほうがよいでしょう。
問題は一人のプログラマーに依存することが意外と怖いということです。プログラムといっても色々あります。「PHP」「JavaScript」「Python」などです。それぞれ全く異なるものです。
社内のプログラマーがホームページの中を「PHP」主体で組んでいたとします。そしてそのプログラマーが辞めてしまった場合、同じように「PHP」を触れるプログラマーを探してくる必要があります。
簡単に探してこれればよいのですが、プログラマーにもレベルがあります。それなりの高い技術を持つプログラマーを採用するとなると、それなりのコストがかかります。
そもそも高い技術を持つプログラマーの多くは、独立して仕事をしているケースが多く、なかなか見つけること自体が難しいでしょう。
WEB集客
WEB集客の技術を身に着けるためには、数年単位といったかなりの時間が必要となります。
インターネットで調べると様々な手法を見つけることができますが、それらの情報が本当に正しいのかを見極めるためには知識と経験が必要となります。
もし誤った情報を掴んでしまった場合、検索順位を落としたり、最悪ホームページを検索しても見つけられなくなってしまったりします。
もし内製化したいのであれば、作業するスタッフを採用し、技術的な指示を出すブレーン(ディレクター)となる人は外製化したほうが効率がよいですし確かでしょう。
ただし確かな技術と知識を持ったブレーンを見つけ出すのも意外と大変です。
インターネットや書籍で身に着けた知識だけの人もいるためです。
そのため、実績を確認することが重要となります。
これまで数多く目にし耳にしてきた
弊社は長くWEB業界に携わっています。その中で多くの相談を受けてきました。
その中でよく聞かれるのは「WEB担当者の採用問題」です。
WEB担当者を採用したが、思っていたような結果に結びついていないということでした。
言葉を選ばずに言うと、これは「採用する側の問題が大きい」です。
自社にとってどのような人材が必要なのかを把握できていない結果、まったく違う技術を持った人材を採用してしまったのです。
パソコン得意=パソコン関連のすべてができるわけではない
よくある間違いとしては、「パソコンが得意=パソコン関連のことはすべてできる」と思っている人が多いことです。
パソコンでできることは数多くあります。
- ワードで文章を書く
- エクセルで表計算をする
- ホームページを作成する
- デザインを作る
- WEB集客をする
- ゲームをする
- 動画を見る
まだまだ、本当に数多くのことができます。
ではパソコンが得意だと、これらすべてのことができるのか?というとそんなことはありません。
それぞれは全く別のものです。たまたまパソコンを使っているだけなのです。
そのあたりをしっかりと理解したうえで採用を行わないと、目的と異なった人材を採用してしまうことになります。
そして適する人材を採用するためには、その分野の知識がどうしても必要となります。
外製化したほうが良い商品が得られコスト削減できる
何をしたいのかにもよるのですが、トータル的に考えると外製化したほうが良い商品が得られコスト削減できる傾向にあるかと思います。
繰り返しになりますが、何をしたいのかにもよります。
一番怖いのは「中途半端な対応をすること」です。
たとえばWEB集客を考えている場合、ライバルの会社は専門の会社に依頼して徹底的に対策をしています。
専門家集団が手伝いをしているのです。
そこと戦っていかなければならないのです。
専門業者へ依頼する会社は年々増加しています。ライバルはどんどん前に進むことになります。一旦つけられてしまった差はなかなか埋めることはできません。
WEB人材を採用したいならご相談ください
WEB系の人材を採用したいと思っているのであれば、弊社にご相談ください。
どのような人材を採用すればよいのかのアドバイス、そして採用予定の人材の選定を行わさせていただきます。