営業電話が非常に多い 逆営業をしてみた結果

弊社には日々、多くの営業電話がかかって来たり協業のメールがたくさん来ます。

協業のメールは、同じ業種の会社やフリーランスの方からのものとなります。

「弊社ではこのような事業を行っています。そのため御社のお客さんを紹介してくれませんか?」

といった内容です。

弊社が同業者から連絡をもらってまず思うことは、

  • どのくらいの実力を持っているか
  • 弊社の提案を受け入れてくれるか

この2点です。

そこで、今まで数ある営業メールの中でいくつかの会社とミーティングを行いました。結果として「1つもその後連絡を取っている会社はない」ということです。

どの会社も「自分の提案だけをしてきているため」です。

WIN=WINの関係が必要

弊社の考えはシンプルで「WIN=WINの関係構築」です。

たとえば相手に仕事を提供するのであれば、弊社側にも提供してもらう、もしくは提供の努力をしてもらいたいと思っています。

しかしほとんどの場合、「私に仕事をください。あなたにはあげられません。」という内容となっています。

それは厳しいと考えるのです。

実力不足

とくにフリーランスの方からの営業で多いのですが、「私はホームページを作成できます。ぜひ制作案件をください。」といった内容の営業です。

これに関してですが、まったく同じ内容の営業メールが非常に多く来ます。

どうやら学校のようなところがあるようで、そこでホームページ制作の勉強をしている人たち、そしてそこのカリキュラムを完了した人たちが営業メールのテンプレートをもらって営業してきているようなのです。

ただ数ヶ月、もしくは数年ホームページ制作をした程度の実力で、仕事を任せるのは正直怖いです。

もし変なホームページを作成してしまったときには、弊社側で作成しなおさなければならなくなります。

また弊社が作成するホームページは、ただのホームページではありません。検索エンジンに強い作りにするのが基本です。

そのため単純に制作するだけではNGなのです。

逆営業をしてみた

冒頭でもお話ししたように、営業してきた会社に対して弊社の対応としては逆営業をするケースがあります。

たとえばですが、「ホームページ制作をしています。すでに何社かとお付き合いがあり、実際に複数のホームページを作成しています。そのため御社の仕事もください。」といった内容に対しては、

「ホームページは作成しただけではアクセスが集まりませんし売り上げも上がりません。弊社ではWEBマーケティングを行っているため、お客様を紹介してください。」といった内容の話をします。

すると「そういったお客様が出てきたら紹介します」といった内容の返答となります。

結果としてこれまで1件もそのような話をもらったことがありません。

ホームページの意味

ホームページは作っただけでは誰も見てくれません。ケースバイケースではありますが。

もしホームページに対して集客し売り上げを上げようと考えたら、それなりの施策をしていく必要があります。

そこで必要となるのがWEBマーケティングとなります。だからこそ弊社のような事業が成り立ちます。

そのためホームページ制作事業に関わっている会社であれば、必ず「ホームページを作ったけど集客できない。売り上げが上がらない。何とかならないか。」という話は来るものです。

しかし先ほどお話しした通り、営業電話やメールをもらった会社からは、そのようなお客様を紹介されたことは一度もありません。

考えられるのは、

  • 自分の会社でWEBマーケティングを行っている
  • 他社に紹介する気がない
  • 弊社のことを忘れている
  • 弊社と話した結果、信頼がおけないと思われた

などであると思います。

営業電話やメールにはほどほど対応していく

これまで1件もよいことはなかったですが、これからも来るもの拒まずで対応していきたいと思います。

理由は、こんな会社もあるんだという認識を広められるためです。

基本的にパソコンに向かって作業をしている業種であり、同業者と関わることはありません。そのため弊社のレベルを図る術は意外とないのです。

弊社が行っていることが正しいのか、それとも間違っているのか。どのくらいのレベルにあるのかを知ることは大事なことであると思っています。

このような理由からも正直面倒だと感じることはありますが、対応をしていきたいと思っています。