アクセスがあるのに売り上げが上がらないという声を聞くことがあります。
その原因は以下のことが考えられます。
- 商品やサービスに興味のない人のアクセスが集まっている
- 思っているほど多いアクセス数ではない
- ユーザーが興味を失ってしまうようなサイトになっている
- ボットのアクセスと勘違いしている
パッと思いつくだけでもこの4つがあります。
商品やサービスに興味のない人のアクセスが集まっている
どんなにアクセスを集めたとしても、販売したい商品やサービスに興味のない人を集めてしまっていては売り上げは上がりません。
「1万の無駄なアクセスよりも1の有効アクセス」
これはWEBマーケティングを行う上で非常に大切なことです。
1日当たりのアクセス数が少なくても、売上がしっかり上がるサイトもあります。
極論で説明
極論で説明します。
サイトで洋服を販売したいとしましょう。しかしアクセスはあるのに全然売れません。
解析を見てみたら、「ペットの洋服」というキーワードで大量にアクセスが集まっていることが分かりました。
つまり集まってきているユーザーの興味は「ペットの洋服」であり、人間の洋服ではないのです。
するとサイトに来てもすぐに離脱されてしまいます。
思っているほど多いアクセス数ではない
サイトのアクセス数は多い少ないというのは、人によって異なります。
1日10人サイトに来てくれたら
「1日に10人も見てくれた!ものすごくアクセスがある。」
という意見と
「1日10人にしか見られていない・・・。全然だめだ。」
という意見とに分かれます。
どんなサイトなのかにもよりますし、どのくらいの需要のあるコンテンツを取り扱っているのかにもよるため何とも言えません。
ただたとえば1日10人ほどしか来ないサイトは、かなりアクセス数は少ないと考えます。
ユーザーが興味を失ってしまうようなサイトになっている
せっかく集めたユーザーも、サイトの構造やデザインによって離れていってしまうことがあります。
- 見にくい
- 色使いが悪い
- 欲しい情報がどこにあるかわからない
- サイトの表示が遅い
などなど、ユーザーがサイトを離脱する原因はさまざまです。
実はサイトを制作する側は、時として客観的になれないことがあります。
またサイト制作依頼主の要望通りに作って、結果的におかしなサイトになることもよくあります。
結果としてせっかく集めたアクセスを無駄にしてしまうことがあるのです。
ボットのアクセスと勘違いしている
私用している解析ツールによっては、検索エンジンのボットまでカウントしてしまうことがあります。
実際に人間が来ているわけではないのにカウントしてしまうため、サイト運営者からしてみると「人が来てくれている」と勘違いしてしまうのです。
以上のことがアクセスがあるのになかなか売り上げが上がらない原因となりえます。
これらのことはサイトのアクセスを解析することで、対応策はほぼほぼ見つかるものです。
「なぜだろう?」と悩んで時間が過ぎるのを待つよりも、「これが原因なんだ。ではこうしよう。」にしたほうが将来的な成果につながると思います。