グーグル広告やYahoo!広告を利用してインターネットに広告を出すことができます。さらにはSNSにも広告を出すことができます。
その際、どのくらいの予算をかけてよいかわからないという意見をもらうことがあります。
何を目的とするのかにもよりますが、結論としては「ある程度まとまった金額を掛けた方がよい」と思います。
60万円の広告費を半年運用 専門家は断る可能性大
今回一番言いたいことをはじめにお話しします。
広告予算が60万円だったとします。それを半年間で消化するという話の場合です。
広告予算60万円の中に専門家への運用手数料が入っている場合には、運用してくれる専門家は少ないと思います。
例えば弊社の場合、広告運用手数料が広告費の20%(最低でも5万円)となっています。弊社以外の広告会社においても10%~20%あたりが相場だと思います。
つまり半年間の広告運用をする場合、最低でも5万円×6ヶ月=30万円必要となるのです。
よって60万円-30万円で30万円分の広告しか出稿できなくなります。1ヵ月5万円分ということになります。
広告予算が半年で30万円の場合には・・・広告出稿自体ができなくなります。
あくまでも予算に運用手数料が入っている場合の話です。
このようなこともあり、腕の良い専門家であれば対して利益にならない案件は断ってくる可能性は大きいのです。
「1ヵ月で60万円」と「6ヵ月で60万円」 どちらがよい?
大抵の会社では予算が決まっています。
「広告費として〇〇円使おう」
と決めたのちに広告出稿するものです。
たとえば「半年で60万円の広告費を使おう」と会社で決まったとします。半年で60万円のため、1か月あたり10万円の計算となります。
ただしインターネット広告を行っている人間からすると、この方法はあまり良い方法とはいえません。
「10万円ずつを6ヶ月かけて消化する」よりも「1ヵ月~2ヵ月で60万円を消化してしまった方がよい」と考えるのです。
少ない金額では効果測定がしにくい
10万円も大きなお金ではありますが、インターネット広告ではかなり少ない方です。
そして1ヵ月10万円という少額で広告運用をした場合、効果的なデータを取ることができる前に予算を消化してしまうのです。
よって1ヵ月10万円ペースで行くと、中途半端なデータを半年間取り続けるだけとなってしまいます。
少ない金額で効果が出るならどの会社でも広告出稿している
インターネット広告というのは出稿してみなければどのような結果になるかわかりません。
なぜならライバルの存在、キーワードによって広告金額が変わってくるためです。
新聞の折り込みチラシであったり、看板の広告とは違った性質を持っています。
そしてたとえば1ヵ月10万円の広告費で10万円以上の効果が出るのであれば、どの会社も広告を出稿し続けています。
それにもかかわらず、一部の広告以外はどんどん変わっています。
つまりインターネット広告では採算が合わない、効果がないとの判断からです。
では一部の広告はなぜ出稿し続けられるのかということですが、効果が出ていたり、出すことに宣伝効果があるなどと考えているためです。
広告出稿者の腕によって大きく結果が変わる世界
サイト内で何度も言っていることです。
インターネット広告はだれでも出稿することができます。
しかし同じ金額と使ったとしても、結果は大きく異なることはよくある話です。
自社で広告運用をする会社さんが多いのですが、結果としてうまくいかないケースが多いです。理由は専門家ではないためです。
そして専門家の中でも腕の違いがあります。
そのため専門家を選ぶ際にも当たりハズレがあることを覚えておいてください。