WEBの専門家じゃなければ分かりづらい・・・アクセス解析のワナ!?

glitz-glitz グリッツグリッツ静岡県のWEBコンサルティング

今回の記事は、WEBコンサルティングを行っているクライアントの許可を取り、「そりゃないよ」ということがあったので記事にしました。

※現在このクライアントのコンサルティングは行っていません。

1.弊社のクライアント GLITZ-GLITZに起きた驚きの事実

現在請け負っているクライアントの「GLITZ-GLITZ(グリッツグリッツ)」。木製のハンドメイドの看板を作成しています。

商品としては非常に素晴らしいものであると思います。木製製品をアンティーク調で、それもハンドメイドで作成していて、温かみがありながらもカッコいい商品ばかりです。もちろんオーダーメイドにも対応してくれます。金額もハンドメイドの割に安めに設定されているのが特徴です。

ここは「おちゃのこネット」というシステムを利用してショッピングサイトを2004年から運営しています。サイトもクライアントが長い時間をかけて一生懸命作成したものです。

「アクセス数の割に注文数が少ない」

という悩みを抱えていたため、弊社でコンサルティングを引き受けた次第です。

2.アクセス数の割に受注件数が少ない 原因はなんだ?

まずこのアクセス数を見てください。皆さんはどのように思いますか?

2016-04-29_21h40_35

私としては、

「大体毎日150のアクセス数があり、ページビューがその2倍前後あるな。」

と思いました。

これは「おちゃのこネット」の管理画面内の実際の数字です。

正直、もう少しページビューがあった方が良いとは思うのですが、それでもほどほどの人に閲覧されているサイトと言えます。

しかし受注件数は・・・思ったほどありません。(ここの数字は伏せさせていただきます。)

そこで私は疑問に思いました。

「毎日、これだけのアクセスがあり、商品的にも良いものなのに、なぜ売れないんだ?サイトの見せ方が悪いのか?」

そう思い、サイト内の改善に取り組もうと考えました。色々方法はありますが、まずはユーザーに対する商品の見せ方を良いものにして行こうと考えたわけです。

それと同時に、グーグルアナリティクスと忍者の解析を2つ入れることにしました。これは「おちゃのこネット」では、ユーザーがどのようなキーワードで検索してきたのか分からないため、アクセスのあったキーワードがどんなものなのかを知るためです。

このアクセス解析を2つ入れたことにより、今回の大きな問題点が浮き彫りになりました。

■忍者

「4月27日  ユニーク11  ページビュー16」
「4月28日  ユニーク19  ページビュー120」

■おちゃのこネット

「4月27日  ユニーク117  ページビュー283」
「4月28日  ユニーク160  ページビュー267」

「あれ?????」

2日間だけの数字ですが、あまりにもアクセス数が違いすぎます。

設定の仕方を間違えたのかな?と思い、複数のページのソースを確認していましたが、私が設置した解析タグはしっかり入っています。

3.問い合わせてみた

疑問に思った私は「おちゃのこネット」に問い合わせをしてみることにしました。おちゃのこネットには電話問い合わせは出来ず、メールでしか問い合わせができません。

■弊社からの問い合わせ内容

今回、外部のアクセス解析を2つ利用して、サイトのアクセス解析を行っているのですが、御社サービス内のアクセス解析の数字と私が導入したアクセス解析の数字が全然違うのですが、どちらが正しいのでしょうか?

こちらで入れたアクセス解析2つは、別々のもので、同じようなアクセス数を示しています。

しかし、御社のアクセス数は全く違った数字を表しています。2倍から3倍ほどのアクセスとなっています。どちらが本当のアクセス数なのでしょうか?

このような文章を送ってみました。そして返信の内容が以下の通りです。

■返信内容

恐れ入りますが、おちゃのこネットにはアクセス解析機能がございません。

管理画面ホームの[アクセス数][ページビュー]につきましては、
検索エンジンのクロールもカウントされる仕様でございますので、
実際のアクセス数は表示よりも少なくなります。下記ページをご参照ください。

Q:「アクセス数」「ページビュー」の違いについて教えて下さい
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281602&id=319

[デザイン管理]→[アクセス解析タグ設定]にて設定されている
外部サービス側で、詳細をご確認いただきますようお願いいたします。

※弊社では「GoogleAnalytics」を推奨しております。ご承知のように、
「GoogleAnalytics」は、SSLに対応しており、ページごとに設定しなくても
全ページのアクセス解析が可能でございます。下記ページをご参照ください。

先方の管理画面での操作につきましては弊社サポート外となりますので、
下記ページをご参照のうえ、詳細を確認してご利用くださいませ。

以上、お返事申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。 

「え?アクセス解析機能がない?じゃぁ管理画面内のアクセス数の意味って何?クローラーのアクセス数を合算して表示する必要ある?」

これが私の率直な感想です。

「おちゃのこネット」「カラミー」のように簡単にネットショップを始められるシステムは、簡単であるがゆえに、インターネットの知識がそれほど多くない人も中にはいます。

今回の弊社のクライアントがまさにそうです。

そんな方たちに対し、管理画面内に表示されるアクセス数は、純粋にサイトに来ている訪問者の数と思ってしまいます。WEB初心者でない私も、2つのアクセス解析を入れるまではそう思っていました。

この事実をクライアントに告げると、かなり落ち込んでいました。しかし落ち込む必要はありません。

逆に考えると、今までは少ない訪問者数で注文が入っていたわけです。つまり成約率が高いサイトではあるのです。そのため、アクセス数を増やす施策を行っていけばよいのです。

4.まとめ

今回の事実をクライアントに告げたときには、かなりショックを受けていました。しかしすぐに考え方を切り替えてくれ前を向いてくれたので良かったです。成約率は高いわけですからね。

それにしても「おちゃのこネット」は、クローラーの訪問数を含めたアクセス数を表示するのは止めたほうが良いと思います。

今回のクライアントのように、何年間も勘違いを続けてしまう方が出てきてしまうためです。

WEBコンサルティングをしていると様々なタイプのサイトに触れる機会があります。今回のことは、弊社にとって勉強になりました。

※別に「おちゃのこネット」を非難すると言った内容の記事ではなく、一部「そりゃないよ」という内容の記事です。苦情はパスします。

5.アクセス数が4倍になった 追記2016年5月20日

この記事を書いてから10日ほど過ぎました。

その間、サイト内の弱点をいくつか修正しました。するとユニークアクセス数は4倍になりました。(まぁ、4倍と言っても約50ほどですが・・・。)

今回行った施策(まだ施策途中)は、特に難しいことではありません。アフィリエイターが当然のようにやっていることです。(詳しく言えませんが、内部対策です。)

逆に言うと、アフィリエイターが当然だと思ってしていることは、世の中の人からしてみたら当然ではなく、その技術を施すだけで、一気にアクセスが上がったり、売り上げが上がったりすることがあるわけです。

2か月後、3か月後にどのような数字になっているのか今から楽しみです。

※現在このクライアントのコンサルティングは行っていません。

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