「シンガポールで有名な料理は？」といったら「バクテー」というほど有名なシンガポールの料理です。

移住してきた中国人が作ったものが起源となっているようですが、現在ではシンガポール料理として定着しています。

「バクテー」を漢字で書くと「肉骨茶」であり、色々なところで「肉骨茶」と書かれた看板を目にすることができます。

見た目と違ったお肉の柔らかさ

正直この料理のことを私は知らず、奥さんが「シンガポールではバクテーが有名」ということからお店に向かいました。

向かったお店は「Song Fa Bak Kut Teh（ソンファバクテー）」という名前のお店で、チャイナタウンの地下鉄の駅の駅ビル？にあるバクテーの味に定評のあるお店でした。

※グーグルのストリートビューを使用しています。
※隣にマクドナルドがあります。

評判が良いためか、着いた頃にはすでに店内は満席で少し待つほどでした。

少し待つと後に席に案内され、早速バクテーを注文しました。その他にももう1品肉料理、さらにライスとパンの揚げたものを注文しました。

大量に作っているためか、あまり待たずに料理が届きました。

肉も美味いがスープも美味い

一番手前のスープに入っている料理がバクテーです。

見た目は結構ワイルドです。骨付き肉ですからね。

見た感じお肉はパサパサしていそうに感じたのですが、そんなことはありません。とってもジューシーで柔らかいです。ものすごく煮込んでいる感じです。

そのためか、お肉は骨から簡単に取ることができます。イメージとしては「ツルンッ」という感じでお肉全部が一気に取れてしまいます。

そのまま食べても美味しいのですが、個人的な好みとしては、テーブルに置いてある数種類の醤油のようなものを付けた方が美味しかったです。

ここで意外な発見。

バクテーは溢れんばかりのスープに浸されている状態で出てくるのですが、このスープがなかなかの味です。

バクテー初心者からすると、「バクテーは肉料理」というイメージだったのですが、いえいえ、スープも負けてはいません。

若干の漢方の匂いと、スパイス、そしてニンニクが効いたスープです。というか、かなり柔らかくなったニンニクが丸ごと入っていました。

イメージとすると、このスープをライスにかけても美味しくいただける感じです。

少しスパイスが効いているため、小さな子供はちょっと苦手かもしれません。

そしてこのスープ。減ると店員さんがどんどん継ぎ足してくれます。何も言わなくてもどんどん入れてくれます。

断るまで、スープが減るたびにどんどん入れてくれます。そういうシステムなんでしょうね。

値段はお手頃

今回はチャイナタウンにある「Song Fa Bak Kut Teh（ソンファバクテー）」というお店でバクテーを食べたのですが、お値段はお手頃だったと思います。

大人3人、子供4人でおなか一杯になり3520円です。

奥さんはこの味が気に入ったのか、店内でバクテーの素とソースを購入していました。

店によって味が変わるらしい

今回、バクテーを食べる機会は1度しかなかったのですが、どうやら店によって結構味が異なるようです。

カードが使えた

今回いったお店ではカードを使うことができました。私が使用したカードはVISAカードです。

有名なお店や大きなお店ならカードは使えると思うのですが、ホーカーズのような屋台では使うことができなかったりするので、一応現金を用意しておいた方が良いと思います。

個人的な感想

バクテーは、シンガポールに行ったのなら一度は食べてみた方が良いと思います。

特にニンニク系の料理が好きな方は絶対に行った方が良いでしょう。

そして今回失敗したなぁと思ったのは、1つのお店にしか行かなかったことです。

お店によって味が違うとのことですので、複数のお店を回ってみるのも良いと思います。

値段もお手頃ですしね。